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(2021/11/26 追記)

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生きていてもいいかしら日記
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ルポ・エッセイ
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物悲しい秋の一夜

『生きていてもいいかしら日記』
[著]北大路公子 [発行]PHP研究所


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 秋ね。日が暮れると部屋の明かりを目がけて小さな蛾がやって来て、でも窓は閉まってるから入れないの。私の部屋の網戸は去年の大風(おおかぜ)の日に、枠だけ残してどこかへ飛んで行ってしまったから、夏の間は窓から虫がばんばん入り込んできたものよ。ばんばん入り込んできた虫は、当然ばんばん殺したけど、でもいいの。生きるってそういうことだもの。なんだかとっても物悲しい。

 そういえば夜中にふと目を覚まして、そのまま眠れない日もあったわ。
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