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やる気0の子どもが「全国1位」になった上手なほめ方・叱り方
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教育
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第6章 成績を伸ばす叱り方のコツ

『やる気0の子どもが「全国1位」になった上手なほめ方・叱り方』
[著]西角けい子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:25分
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「叱ってよい時」とは?


 (しか)ることには熟練が必要です。

 大人でもそうですが、叱られると自分そのものを否定されたように感じる子どもがいます。

 そう受け取られないためのポイントをお伝えします。

 叱る時はもちろん本気です。子どもの目を真っすぐに見て、じっくりと話します。

 子どもは一瞬でこちらの本気度を見抜きます。中途半端な気持ちで向き合うと、子どもも中途半端にしか話を聞きません。

 ですから「今これを伝えておかないと、あなたの将来にまずいことが起こるから」と、はっきりと言います。

 叱るにもタイミングとスキルが必要です。間違ったタイミングで下手な叱り方をすれば、逆効果となってしまいます。

 では、「叱っていいタイミング」とはどんな時でしょうか。

 それは、子どもが自分の可能性を捨てている時です。

 点数が下がった時、私は「何点だからダメ」という言い方は決してしません。
「私、あなたがこの点数を取るのはおかしいと思うんだ。何か思い当たることない?」と言います。

 すると子どもは「勉強時間が足りないかな」と認めます。

 あるいは、「勉強しているふりをしていない?」「お母さんをだましてるでしょう?」と単刀直入に聞くこともあります。

 たいていの子どもは「うん」と言います。

 この時点で、子ども自身が(なま)けていたのを認めたことになります。

 ここで叱ります。
「ということは、あなたは自分から100点を取る可能性を捨ててるんだよね。それでいいの? 自分でどう思う? 私はがんばる子を伸ばすことはできる。でも自分で自分の可能性を捨てている子を伸ばすことはできないよ」

 そしてほかの子の名前を挙げて、
「あの子は今すごくがんばってるから、これから伸びると思うよ。私が伸ばしてみせるから」と告げます。

 そして実際、その子はどんどん伸びてくるわけです。

 その様子を()の当たりにすると、怠けていた子どもは(あせ)り、また「自分も」とがんばり始めます。

伸び悩む子どもの共通点


 私はどの子どもにも可能性があると信じています。その力を十分に発揮させてあげたいと、自分の情熱とスキルを惜しみなく(そそ)ぐのですが、どうしても伸び悩む子がいます。

 観察してみると、伸び悩む子どもたちには共通点があることに気づきました。

◎言葉が否定的

 何かにつけて「できるわけない」「無理だよ」「ダメだった」など、否定的な言葉づかいをする子がいます。

 私の経験からいえば、そういう子は伸び悩みます。60点が70点になるかもしれませんが、全国1位にはなれません。

 子どもが否定的な言葉をつかう時、親も否定的な言葉づかいをしています。

 逆に親が非常にパワフルで、子どものエネルギーを奪っている場合もあります。
「お母さんがいるから大丈夫。任せておきなさい」と、子どもに任せるべきことまで奪ってしまうのです。

 いずれにせよ、子どもが否定的な言葉をつかう時は要注意です。

◎群れたがる

 常に(だれ)かと一緒でないと行動できないという子がいます。
「どうする?」と人に聞いてからでないと自分の行動を決められない

 友達が右と言えば、自分は左がいいのに、「じゃあ自分も」と合わせてしまう。

 こういう子どもは「自分の目標」を確立できず、周囲の言動によって簡単に左右されます。

 当然、成績は不安定です。

◎約束を守らない

 忘れ物遅刻の多い子がいます。

 誰でもたまには忘れ物も遅刻もします。けれどあまりに頻繁(ひんぱん)だと当然ながら授業についていけなくなります。

 そもそも「必要なものを持ってくる」「時間を守る」という約束を守れないことに大きな問題を感じます。

 周りから信頼されなくなりますし、何よりも自尊心が失われます。

◎嘘が多い

 不都合なことが起こった時、(うそ)をつくことでその場を逃れようとする子がいます。

 授業で使う問題集を持ってこないと思ったら、「なくした」。

 見慣れないものを持っていると思ったら、「もらった」。

 お金もないのにお菓子を食べていると思ったら、「おごってもらった」。

 事実であることのほうが多いのですが、よく聞いてみると話のつじつまが合わないということもあります。

 1、2回ならいいのですが、続くようであれば注意深く観察したほうがいいでしょう。また、一概に子どもを責められない場合もあります。嘘をつくことで自分を守らなければならない環境もあるからです。

 私の経験からも、嘘の多い子の背景としては家庭に問題のあることが多いといえるようです。
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