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パーソナルな神話 前世回帰の現場から
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生き方・教養
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笑う人生!

『パーソナルな神話 前世回帰の現場から』
[著]松本東洋 [発行]PHP研究所


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〔幸福な幼児〕


もう少し気楽なセッションがしたいな)とハル氏が思っていたある日、ごく親しい真田毬子がやって来た。


 真田毬子は、類まれなる文才を持っているのだが、その才能を「たまに手紙を書く」程度にしか発揮していない女性である。

ハル氏は近頃ヒプノシスとか言うワザを使って『人助け』をしてるんですって?」

私はインタビュウしているだけです」

私にも、そのヒプノ・インタビュウをしてください」

何が知りたいの?」


 やはりメモが用意してあった。その内容は、

Q やっぱり、なんと言っても自分の過去生って知りたいです。

Q 結婚のこと(私は今、30歳。いまだに、それらしき相手が現れていない。ナゼジャ?)

Q 仕事のこと(今の仕事は全然つまらないのだけど、まるっきりラクチン。これ続けていっていいかしら?)

Q 海外旅行のこと(どうしてこんなに海外旅行が好きなの? 私って、ミーハー? もし、そうでも来月アメリカに行くもんね。その時、気をつけたほうがいいことあるかしら? あったら教えてくださいませ)

Q 健康のこと(私はいささかデブである。なんとかしたい! どうすりゃいいの?)


 ──と、そんなところで気楽なセッションになりそうである。細かな質問をした後、セッションを始めた。


印象に残る幼児の時へ

─私は4歳ぐらいで……今は夏で、お父さんと一緒に家の近くの河原にいます。

・お父さんが、あなたに対して抱いている気持ちを読み取ってください。

─……えーと、お父さんは、私に「いとおしい気持ち」を抱いています。

・あなたがお父さんに抱いている気持ちは?

─私はお父さんのこと「大好き」。

・その河原にお母さんは居ないのですか。

─すこし離れた所に座っています。

・そのことが気になりますか。

─いいえ、ちっとも。お母さんは一人で静かに居るのが好きなの。(彼女は、幸福な幼児期を過ごしたようだ)


現在の真田毬子に大きな影響を与えている幼児期の出来事

─お母さんが、怒っているような泣いているような感じです。それは、私と弟が喧嘩をするからです。

・そのことが、現在のあなたに影響を与えていると思いますか。

─思います。

・どんな影響ですか。

─「お母さんを泣かせてはいけない」

・こうした経験もあって現在の真田毬子の「優しさ」があるのでしょうね。(現在の真田毬子に影響を与えているとはいえ、〔トラウマ=心の深い傷〕のようなものではない。ハル氏は安心して、先へ進んだ)では、次の場面に移りましょう。


今生の最も幼い記憶

─ここは、多分おばあちゃんの家です。私は、部屋の中で寝ている赤ちゃん。下に座布団が敷いてある。赤いシマシマ模様の座布団。そういえば、あったあった、こういう座布団!

・生まれてから、どれ位たっていますか。

─うーん。

・1年?

─それ位。

・1年半はすぎている?

─すぎていない。

・あなたは、どんな気分でいますか。

─天井が面白いの。

・天井の木目を見て(面白いな)と思っているの?

─うん。木目より、天井の木の(はり)が面白い。

・ちょっとお母さんのことを感じてみてください。

─いいよ。……お母さんは、私を「可愛い」と思っています。私はお母さんがいるので、「アンシン、アンシン」という感じです。

・お父さんのことを感じてみてください。

─お父さんのことは「好き」だけど、お父さんは、家にあんまり「居ない」。

・お父さんは、毬子ちゃんのことをどう思っていますか?

─……あんまりよく判んない。(母に可愛がられ、安心して日々の時をすごしている真田毬子であるから、不在がちの父のことも気に掛からないのだろう。天井を見上げ、「面白く感じている彼女」が出てきたので、いっそう安心して次に進んだ。彼女に〔重要な意味を持つネガティブな幼時体験〕は無い、と思われる)


母の胎内で

・お母さんのお腹の中に戻ってください。(その指示)どんな感じがしていますか?

─ほの明るい所にいます。今、私は5カ月目です。

・もうすぐ生まれる時点まで意識を移してください。……どんな感じですか?

─うれしい感じ。ワクワクしてる。

・人間として生まれることへの不安はありますか。

─全然無いです。早く外が見たい!



 セッション後の真田毬子の語るところ──

この時のワクワクする気持ちが、今の海外旅行に出る前のワクワク気分とまったく同じなの。私の海外旅行好きの『原点』が判って、安心しちゃった」


・今度は、〔受胎の瞬間〕に戻ってください。(指示)

─しーんと静かな気配です。荘厳な静けさ……とてもリッパな光景よ。(彼女はときどき「現在の自分」に戻って、コメントを挟んでいるようだ)

・いいですね。ところで今のあなたは、受胎の瞬間の時のあなたです。何かしら気分というものは、ありますか?

─特には無いです。ちょっと苦しいかなという程度。(ハル氏は、「受胎の瞬間の気分」と「死の瞬間の気分」は同じようなものではないか、と考えている。仮にそうだとすると、今生の真田毬子さんは死ぬ時も「ちょっと苦しいかなという程度で、アッサリと別次元の世界に移行する」のかも知れない)

・では、もっと時を(さかのぼ)りましょう。生まれる前の霊界に行って、そこであなたの魂の中の〔深い叡智〕とひとつになってください。(指示)……あなたは、今、どんな所にいるのですか?

─「私は、いつもここにいます」(なるほど。彼女は、すでに〔深い叡智〕そのものになっているのだ。

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