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魅力を高めるファッション指南 男の変身術
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雑学
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まえがき 自分流のお洒落を楽しむ

『魅力を高めるファッション指南 男の変身術』
[著]落合正勝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:2分
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 お洒落(しゃれ)を目指す男は、服装のみならず、所作までがエレガントでなければならない。


 エレガントとは上品さだ。イタリアの女性たちは、趣味のよいものを身に着け、物腰が優雅な男に対して、素直に「エレガンツァ」と称賛する。


 物腰とは、喋り方、歩き方、タバコの吸い方などだ。言葉通りであれば、「魅力的ね、上品ね」となるのだが、実際の意味は「なんて素晴らしい雰囲気なの」に近い。


 素晴らしい雰囲気とは換言すれば、その人らしさだ。「男を作る」ためには、つまり、その人らしさを意識的に表現する必要がある。


 その人らしさとは、高価なスーツを着ることでも、特定のブランド物を携えるもの(こと)でもない。その人だけに似合うものを身に着け、個性を磨き、振舞う。


 さまざまな個性があるから、個性になり得る。その中でさらなる個性を発揮するためには、たとえば、自分に似合うネクタイの締め方を知り、自分だけのポケットチーフの覗かせ方を作り上げる。


 イタリアで、エレガントな個性を発揮したとつとに風評が高かったのは、故人になってしまったが、ジョバンニ・アニエッリ(フィアット社名誉会長)だ。TVに彼が登場するたびに、イタリアの男も女も、その服装や所作に注目し手本とした。アニエッリは、ボタンダウンシャツのボタンを外したままネクタイを締め、シャツの袖の上に腕時計をはめ、それを流行させた。


 (ひるがえ)って、日本の女性たちの男への褒め言葉は、せいぜい「すてきなネクタイね」程度だ。褒められたほうとしては、ネクタイだけで、あとはどうなのだと疑問は残る。そこに日本人とイタリア人の差が存在する。


 男を作るためには、男のみならず、時には女性の鋭い視線も必要なのだ。鋭い視線とは、男のためにモノを選ぶという意味ではない。出来上がった全体を評価することだ。男の上品さとは、個にとどまらず、総体に及ばなければ意味をなし得ないからだ。


 男は自分らしさを作るために、自らの視線でモノを選ぶ必要がある。個性を発揮するための基本だ。

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