読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1245192
0
「神社と神さま」がよくわかる本
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第7章 神社“ツウ”になる必携知識

『「神社と神さま」がよくわかる本』
[著]島崎晋 [発行]PHP研究所


読了目安時間:13分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


神道(しんとう)とはどういう宗教か



 神道とはどのような宗教なのか。世界宗教と比較してみるのがわかりやすいかもしれない。まずユダヤ教・キリスト教・イスラームなどとのあいだには決定的な違いがある。一神教と多神教の違いである。一神教では神は絶対の存在で、決して過ちを犯さない。それに対し多神教の神々は、過ちを犯すこともあれば、いたずらもし、喜怒哀楽の感情も持ち合わせている。

 つぎに開祖をみれば、キリスト教にはナザレのイエスが、イスラームには最後にして最大の預言者ムハンマドがいるが、神道にはそれにあたる人物は存在しない。

 また教典についていえば、ユダヤ教・キリスト教の『聖書』、イスラームの『コーラン』にあたるのが、『古事記』『日本書紀』になろうか。しかし、記紀に記されているのは神話と天皇家の歴史であり、そこから宗教としての教えを読み取るのはむずかしい。

 このように、神道を現在の世界宗教の観点からとらえようというのは、なかなかむずかしい作業である。むしろ古代ギリシアの信仰に近いかもしれない。

自然崇拝、アニミズムとどう違うのか



 神道を自然崇拝、アニミズムの一種ととらえてもよいものか。

 結論からいえば、それは間違いであろう。神道は自然崇拝、アニミズムをも包含した信仰体系と考えられるからだ。

 古代の日本人は、人間の力を超えたものに対し、怖れ、(かしこ)む心を抱き、そうした心情をおこさせるものを神と呼んだ。山、川、海もそうなら、生い茂った樹木や巨大な岩を神聖視することもあった。そのほか、さまざまな自然現象も神とした。狼、狐、鳥、蛇などさまざまな動物も神聖視された。これだけであれば自然崇拝、アニミズムと変わりはない。だが、古代の日本人の信仰対象はもっと広く、祖先をも神として(あが)めた。海の彼方からやってくる異郷の人をも神として崇めることがあった。

 総じていえば、神はあらゆるものに宿ると考えられると同時に、ふだんは人間の住む場所から離れた山の上や森の奥、海の彼方にある神々の世界にいるものと考えられた。人間自身も、死ねば祖先の霊といっしょになって、神の列に加わると考えられていたようである。

神社と寺院の違いとは?



 神社は神道の宗教施設で、寺院は仏教の宗教施設。当然、両者には違いがある。神社で奉仕をするのが神主(かんぬし)であるのに対し、寺院で奉仕をするのは僧侶である。僧侶は頭を丸めるのが原則になる。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:5491文字/本文:6497文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次