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これが仏教
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生き方・教養
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生けるものすべてが平等、ゆえに慈悲が大切

『これが仏教』
[著]ひろさちや [発行]PHP研究所


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園芸花・雑草の差別


 いつか、セイタカアワダチソウが花粉アレルギーをおこす植物と騒がれたことがあった。わたしの住んでいる地方自治体でも、その駆除運動が広報で呼びかけられていた。

 わたしは、植物についてはからきし無知で、セイタカアワダチソウがどういうものだかよく知らない。なんでも北アメリカ原産の帰化植物だそうで、百科事典によると、十月から十一月ごろに黄色い花を咲かせるらしい。しかし、セイタカアワダチソウによく似た植物にオオアワダチソウがあって、こちらのほうは七月から九月に花を咲かせる。わたしの知っているのは、夏によく見かける植物だから、ひょっとしたらオオアワダチソウかもしれない。

 ところで、百科事典によれば、セイタカアワダチソウは風媒花ではなく、花粉が空気中を漂うことはないので、花粉アレルギーをおこすとは考えにくいとあった。だとすれば、セイタカアワダチソウは濡れ(ぎぬ)を着せられたわけだ。まことにお気の毒である。

 いや、それよりも──。

 問題は、そもそもわたしたちが園芸花と雑草を差別しているところにある。セイタカアワダチソウ(ひょっとしたらオオアワダチソウかもしれないが)も、よく見ればなかなかかわいい花である。われわれが「雑草」と呼んでいるもののうちに、美しいものはいっぱいある。
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