読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1246477
0
これが仏教
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
希望の先取りで、幸福になれないこと

『これが仏教』
[著]ひろさちや [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


日本仏教の故郷──霊鷲山


 霊鷲山(りようじゆせん)は、古代インドのマカダ国の都、王舎城(おうしやじよう)の東にある山だ。

 その形が鷲に似ているから、「霊鷲山」あるいは「鷲峰山(じゆぶせん)」の名がつけられたと伝えられている。しかし、わたしは七、八度もこの聖山に参拝したが、どこからどう見れば鷲の形に見えるのか、いまだにわからないでいる。現地インド人のガイドの説明も、そのたびに違っている。

 昔、この山に多数の鷲が生息していた。だから、霊鷲山と言う──といった説明もある。

 話としては、こちらのほうがわかりやすい。でも、わかりやすいからと言って、そのほうが正しいとは限らない。

 霊鷲山は、別名を耆闍崛山(ぎしやくつせん)と言う。そう言えば、「はっ」と気づかれた人もおられよう。この山は、釈尊がここで『法華経』を説かれた聖地である。

如是我聞。一時仏住。王舎城。耆闍崛山中。
〔かくの如く我れ聞けり。あるとき仏は、王舎城の耆闍崛山中に住したまい〕

『妙法蓮華経』序品第一は、このような書き出しで始まっている。

 いや、『法華経』だけではない。浄土三部経のうちの『無量寿(むりようじゆ)経』と『(かん)無量寿経』の二つが、同じくこの王舎城の耆闍崛山において説かれたものとされている。

 したがって、霊鷲山(=耆闍崛山)は、日本仏教にとって大事な聖山である。日本仏教の故郷(ふるさと)とでも言うべき聖山である。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:3203文字/本文:3800文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次