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これが仏教
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生き方・教養
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奪いあう心が「知恵」、譲りあう心が「智慧」

『これが仏教』
[著]ひろさちや [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
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「半分」に分ける方法


 形見分け──というものを、最近は初七日にするケースが多くなったそうだ。親が死んで、その親が日常使っていた品物を、子どもたちが記念のために貰うのが形見分けであるが、昔は一周忌あたりのときにしたものだ。それが最近では、初七日のとき、あるいは遅くとも四十九日にするらしい。万事、スピード・アップが世の風潮である。

 昔は、長男が家督相続をした。長男が親の財産を全部相続して、一周忌あたりの時に、弟妹たちに死んだ親の形見の品を分けてやる。それが形見分けであった。だが、現在は、子どもは全員平等であって、親の財産も平等に相続することになっている。そうすると、できるだけ早く分けておかないと、誰かが勝手に親の物を自分の物にしてしまう危険があるという猜疑(さいぎ)心から、形見分けが急がれるようになったらしい。嫌ですねえ……。

 ところで、品物を公平に分けるのは、なかなかむずかしいことだ。

 たとえば、ここに牛乳瓶が一本あって、この牛乳を兄弟で公平に分けるとする。同じ形のコップが二つあれば、いちおう等分に分けることはできるが、あいにくとコーヒーカップが一つしかない。さて、どうすれば、この牛乳を公平に分けることができるだろうか……? これが問題である。

 読者はどうされますか?

 これは、わりとよく知られたクイズである。だから、回答を知っておられる読者も多いであろう。
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