読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-1
kiji
0
1
1248456
0
人を傷つける女(ひと)の話し方、明るくする女(ひと)の話し方
2
0
78
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
01 「悪気はないの」と言う女(ひと)ほど相手を傷つけている

『人を傷つける女(ひと)の話し方、明るくする女(ひと)の話し方』
[著]伊東明 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
78
| |
文字サイズ

「あらら、ごめんなさいね。私の言ったひと言でそんな傷ついているなんて知らなかったわ。悪気はなかったのよ。許してねー」

 こんなセリフを言っている女性の表情をよくよく観察してみると、まったく悪いと思っていない、ちっとも反省していないという様子がありありです。むしろ、心の中の本音では、こう言ってさえいるようです。
「なに? そんなことで怒ってんの? あなたってほんとにダメな人ねー。ま、ここは一応謝るふりだけはしておくわ」

 傷つけられた上に、こちらの人格まで否定されては二重被害ですから、もしこんなふうに言われたら、きちっと対処しましょう。世の中には、相手がこうした態度に出ると、「ああ、黙って我慢しておけばよかった」と後悔や罪悪感を覚えてしまう人も多いものです。相手も無意識的にその効果を狙って「悪気はなかったのよ」と言ったりしていますから、そのワナにハマってはいけません。しっかり相手の様子を観察し、もし本気の反省や謝罪が見えないようであれば、次のように言ってみましょう。
「本当に本気で悪いと思っているのですか? それでしたらありがたいんですが」
「悪気がないのなら、今度からはああいう言い方は絶対にやめて下さいね」
「悪気はないとしても、ああいう言い方をされるとこっちもこう対応するしかありませんから、覚えておいて下さいね」

 コツは言葉の内容そのものよりも、「ビシッとした空気」で言えるかどうかです。そういう空気で言われると、相手はたしかにその瞬間は「なにこの人? そんなに怒らなくてもいいじゃない!」と逆ギレ的な感情を覚えるかもしれません。しかし、心の底では、「この人を軽く扱ってはいけない。下手をすると、今度は自分の身に危険が迫るかもしれない」とある種の恐怖感を覚えます。そしてそうした恐怖感というのは、いつまでも心の奥底に存在しつづけるものですから、今後あなたが「また同じようなひどいことを言われる」「なめた態度をとられる」確率を、グンと減らすことができるのです。

 一方、相手の「悪気はなかった」という言葉に対して、変に取り繕おうとして、
「ううん、いいのいいの。こっちこそごめんねー」
「いや、大したことじゃないから、別にいいんだけどさ」

 などとあいまいな笑顔で言ってしまうと、相手は心の中で、さらになめてかかってきます。ですから、「今後のため」には、ぜひここは一瞬でもいいので、ビシッとした空気を出して下さい。相手に「この人、怖いかも……」と思わせることがポイントなのです。

 すると、読者のみなさんの中には、「でも、そんなにビシッと言ったら、その後の人間関係が悪くなっちゃうんじゃないの?」「相手から嫌われちゃうんじゃないの?」と心配になる人もいるでしょう。その場合には、次のようなことを心がければ大丈夫です。
「悪気がないのなら、今度からはああいう言い方は絶対にやめて下さいね」(と、ビシッと言った後で、さっと空気を変えて)

        ↓
「じゃ、その件はいいとして、そういえばこの間のことなんですけど……」(と違う話題に切り替える)
「ところで、ちょっとお尋ねしたいことがあったんですけど」(と別件での質問に切り替える)

 コツをまとめると、「一瞬ビシッとした空気を出す→ネチネチとその話題を引っ張ることなく、さっと空気や話の内容を切り替える」ということです。勇気を出してやってみれば、それほど難しいことではありませんから、ぜひトライしてみて下さい。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
78
残り:0文字/本文:1426文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次