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実はあなたもやっている!? ウザい話し方
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生き方・教養
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1 人の話をとって、自分の話にもっていく

『実はあなたもやっている!? ウザい話し方』
[著]五百田達成 [発行]PHP研究所


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A「先週バーベキューに行ったんだけどね」
B「バーベキューかぁ、そういえば最近行ってないな。もう二年くらい行ってないかも」
A「……そ、そうなんだ。でね、バーベキューに行ったらね」
B「あ、でも、バーベキューってけっこう準備とか大変だよね。結局、お店とかで飲むほうが気楽で好きだな」
A「……」


 Bさんのように、会話で人の話題をとって自分の話にもっていってしまう人のことを、僕は「話題泥棒」と呼んでいます。

 最初にバーベキューに行った話を始めたAさんからすれば、もっといろいろと、あんなエピソードがあった、こんな楽しいこともあった、と話したかったでしょう。

 ところが、Bさんは「バーベキュー」というキーワードに勝手に反応して、「自分は最近行ってない」「バーベキューは意外と大変」と自分の話を始めてしまったわけです。Aさんからすれば、「話題をとられた」と嘆きたくなるのもわかります。

 ここまで露骨に人の話題を「盗む」ことはないにしても、似たようなことをやっている人は実はたくさんいます。

 たとえば、会議などで人の話を聞きながらも、頭のなかでは別のことを考えている人。「この話が終わったら、あの意見を言ってやろう」「あ、こんなことも思いついちゃった」「早く、自分の番にならないかな」などと、次に自分が話す内容を考えているのです。当然、一見聞いているようでいて、相手の話はまったく耳に入っていません。

 そして、相手の発言が途切れるのを待っていたかのように、「で、思うんですけど……」とそれまで話されていたことを踏まえずに、自分の言いたいことを語り出してしまいます。

 露骨に人の話をとってしまう「話題泥棒」も、会議でひたすら人の話が途切れるのを待っている「終わり待ち」の人も、根本にある問題は同じです。要するに人の話を聞いていないし、そもそも「聞く意志」が薄いということです。

 誰しも、相手の話を聞くよりは、自分の話を聞いてもらったほうがうれしいものです。カウンセラーのような「聞く」ことのプロでさえ、自分の頭のスイッチを切って、相手の話に完全に耳を傾けるのはなかなか難しい。特別な訓練を受けたわけではない普通の人であればなおさらです。

 相手の話を聞きながらも、「あれも言いたい」「忘れないうちにあの話もしたい」「そういえばお腹すいたな」……などと、頭のなかの六〜七割は自分のことで埋まってしまっているのが普通です。

 ですから、誰でも「話題泥棒」になってしまう危険性があるのです。

 もしも自分にそういう傾向があると感じたら、会話のときには相手の話を「記憶する」くらいの気持ちで聞くようにすること。あとで相手の話した内容をすべて書き起こせるくらいに集中して聞くのです。それぐらいの気迫で聞かないと、そもそも、自分の考えを抑えて相手の話を聞くのは本当に難しい。まずはそう肝に銘じるところから始めましょう。

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