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図解 誰もができる社員になる トヨタのすごい習慣&仕事術
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まえがき

『図解 誰もができる社員になる トヨタのすごい習慣&仕事術』
[著]若松義人 [発行]PHP研究所


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世界ナンバーワン企業のノウハウ「トヨタ式」を自分の仕事に生かす


V字回復の原動力となった「トヨタ式」


 長く低迷していた日本企業の業績が回復へと向かいつつある。

 トヨタ自動車も、2013年3月決算では国内単体でも黒字を計上した。さらに、2014年3月期の営業利益の見通しは2兆円を超え、過去最高に迫る勢いだと言う。「V字回復」という言葉は好きではないが、そう言いたくなるほど順調な復活である。

 思えば2008年までのトヨタの成長スピードは、すさまじかった。生産台数、販売台数ともに世界一に向かって急伸し、工場も世界各地で建設された。まさに「つくれば売れる」時代を築いていた。

 しかし、念願の世界ナンバーワンに手が届いた2008年に、世界を危機におとしいれたリーマン・ショックに遭遇する。2009年から2010年にかけては、米国発の大規模なリコールにも見舞われた。

 追い打ちをかけたのが2011年の東日本大震災だ。国全体が危機に直面する中で、日本のモノづくりも計り知れないダメージを受け、それがトヨタを直撃した。

 かつて、倒産寸前までいった1950年に責任を取って社長を退任したトヨタ創業者の豊田喜一郎(とよだきいちろう)氏は、「100年に1度か2度しかない」ほどの大きな危機に備える大切さを説いた。

 だが、大きな危機にこう次々と襲われては、さすがのトヨタも立ち直るのは簡単ではなかった。

 数字上では厳しい状況が何年間も続いた。

 低迷の中で、何をよりどころに再生の道を探ればいいのか。それこそが、長い年月をかけて築き上げられたトヨタ生産方式(トヨタ式)だった。

考える力を養い、自分を成長させるスキルを身につける


 リーマン・ショックからしばらく後、トヨタの関係者からこんな言葉を聞いた。
「私たちには帰るべき場所がある」

 受けたダメージは大きかったが、トヨタ式に立ち帰れば間違いはない。これが支えとなった。

 確かに、トヨタ式と、組織の急成長との間にズレが生じ、それが危機対応を遅らせてしまった面はある。しかし、何を守り、何を変え、何をやるべきかの答えは、はっきりしていた。後は実行あるのみである。

 その結果がV字回復であり、世界の自動車メーカー初の生産台数1000万台だった。

 本書は、過去には躍進を支え、リーマン・ショック以降は復活をもたらしたトヨタ式の中から、企業はもちろん一般ビジネスマンもすぐに使えるやり方を選び、イラストでわかりやすく解説したものだ。

 いずれも、モノづくりの現場から生まれ、磨かれた実践術である。1つ1つが「何をすべきか」「どう考えるべきか」を教えてくれるものとなっている。

 中にはずいぶん厳しいものもあるだろう。しかし、その厳しさは、人間の知恵と可能性のすごさを信じるがゆえだ。読者の皆さんも、ぜひ、自分自身の知恵と可能性の素晴らしさに気づき、信じていただきたい。そして、1つでも2つでも日々の仕事に生かしてもらいたい。トヨタ式は「読む」ものではなく「実行する」ものなのだ。

 日々の小さな気づきと実践を地道に積み重ねていくことで大きく成長し、危機に強い自分になっていただきたいと願う。

若松義人(わかまつよしひと) 
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