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遅咲き偉人伝
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ルポ・エッセイ
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大山康晴【おおやま・やすはる】

『遅咲き偉人伝』
[著]久恒啓一 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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人が真似できない芸を持つことが
一流の条件である

偉業の達成は「心構えと心掛け」にある

 将棋界で抜群の実績を残した第一五世名人の大山康晴(一九二三年〜一九九二年)は、通算成績一四三三勝七八一敗(勝率六割四分七厘)、棋戦優勝一二四回、獲得タイトルは、名人位一八期、王将位二〇期、王位一二期、棋聖位一六期、そして名人・A級在位連続四十五年という空前絶後の金字塔を打ち立てている。
「賞はごほうびでなく、激励のしるしである」
「一時の栄光を求めるより、長く続けることが大切」
「人が真似できない芸を持つことが一流の条件である」

 こういう言葉が大山将棋記念館の壁に掲げてあるのを見て、大山の心構えと心掛けに感心し、達成した偉業に大いに納得する。

 年譜を見ると一九五〇年(昭和二十五年)に初のタイトル(九段戦)を獲得し、二年後に二十九歳で名人位を奪う。五十歳で永世王将、五十三歳で一五世名人、五十七歳で永世十段と、四十二年間にわたって活躍しているから、この人の強さはよく知っている。

 記念館の入り口に、「一代の覇者は先輩・同輩・後輩をも負かすが、後に後輩に破れ、天命として位を禅譲する」という考え方が記してあった。

 大山康晴は、木村義雄名人から禅譲を受け、二十年にわたり第一人者として君臨し、中原誠に名人位を禅譲した。
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