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第5章 子どもとうんち

『うんちはすごい』
[著]加藤篤 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:16分
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うんちを我慢しすぎる子どもたち


痛みの恐怖が子どもを便秘にする


 今回は子どもの便秘についてのお話です。


 便秘というと女性の悩みというイメージがありますが、実は子どもにもよくある悩みなのです。


 子どもに多いのは直腸にうんちが溜まってしまう便秘です。


 便意の正体については第1章の「肛門はうんちとオナラを判別している」でお話ししたとおり、大腸内を移動してきたうんちが、通常ペッチャンコな直腸に送り込まれると、直腸が膨らんで、直腸の壁がうんちで押されて伸びると、その刺激が大脳に伝わってうんちをしたいと感じます。


 ところが、あまりにも我慢をし続けると便意がなくなってしまう危険性があります。


 子どもたちは遊びに夢中だったりすると、うんちをすることを我慢してしまいがちです。もしくは、安心できるトイレがなかったり、うんちをすることが恥ずかしくて言い出せないときも我慢してしまう傾向にあります。


 1回や2回ならまだしも、このような我慢を頻繁にしてしまうと、どうなると思いますか?


 うんちが直腸にどんどん溜まっていきます。直腸は結構伸びるので、うんちをかなり溜め込むことができます。


 ただし、無制限に溜めることはできないので、ある程度パンパンになったら、痛みを感じながら排便することになってしまいます。


 うんちを溜め続けるとうんちの水分は大腸で吸収されるので、うんちはカチカチになります。つまり、カチカチでパンパンに詰まった状態ですので、排便時は肛門がそうとう痛くなりますよね。


 この痛みがくせ者で、特に子どもにとっては便秘の大きな原因となっています。子どもは、「痛い」という体験をしてしまうと、それが恐怖になり、次からうんちを我慢するようになります。


 この気持ち、わかりますよね。大人だって、痛みを感じると避けようとしますよね。


 でも、大人であれば「うんちをしないと身体に良くない」という理性が働くため、排便しようと努力しますが、子どもはそんなこと関係ありません。

「痛いのは嫌だ、痛いのは怖い!」という意識が勝ってしまい、とことん我慢しようとします。


 このようなことを繰り返すと、直腸にうんちの溜まり癖がついてしまい、うんちを出したあとでも直腸がペッチャンコにならずに伸びた状態でたるんでしまいます。


 このたるんだ状態のところに、新たなうんちが送り込まれてくると、どうなるでしょうか?


 直腸がブカブカでたるんでいるので、うんちは壁を押すことができません。つまり、大脳に「うんちをしたい」という信号を送ることができず、便意が起きないのです。


 便意が起きないので、排便されることはなく、またパンパンになるまでうんちが溜まります。


 このような状態を慢性の便秘と言います。


便秘の悪循環を避けるために

「便意の消失」→「うんちが溜まる」→「直腸がブカブカになる」→「直腸の感受性が鈍化する」→「便意の消失」という負のサイクルを「便秘の悪循環」と言ったりします。

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