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(2021/11/26 追記)

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愛することは許されること
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ルポ・エッセイ
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罪と罰

『愛することは許されること』
[著]渡辺和子 [発行]PHP研究所


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 ある日のこと、キリストのところに一人の女が律法学者とファリザイ派の人々(掟至上主義の人たち)によって引き立てられてきました。姦の現場で取り押さえられた女で(相手の男はどこに行ったのでしょう)、「このような女は石を投げて殺せと、モーゼの律法で命じられていますが、あなたはどう考えますか」と人々はキリストに尋ねます。どうしていいかわからないから尋ねているのではなく、もしこの時、イエスが、「かわいそうだから、許してやれ」と言ったとしたら、モーゼの律法を守らない不届者として訴えようとし、イエスが「掟の通り、石殺しにしたらいい」と言ったとしたら、これまた、常々、罪びとへの憐れみ、許しを説いている(おし)えと違うではないかと、訴える材料にしようとしたのです。

 絶体絶命の立場に立たされたイエスは、黙ってしゃがみこみ、地面に指で何かを書き始めました。「早く答えよ」としつこく迫る男たちに向かって、立ち上がって静かに言います。
「あなたがたのうち、罪のない者が、まずこの女に石を投げなさい」。
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