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(2021/11/26 追記)

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愛することは許されること
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ルポ・エッセイ
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私の負債

『愛することは許されること』
[著]渡辺和子 [発行]PHP研究所


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 ペトロという弟子がキリストに向かって、「兄弟がわたしに対して罪を犯したならば、何回まで許したらよいのでしょうか。七回までですか」と尋ねたことがあります。生来短気だったといわれているペトロにしてみたら、七回も許せば十分という気持ちがあったのでしょう。日本のでさえ「仏の顔も三度まで」というのですから。

 ところが、キリストの答えはきわめて予想外のものでした。
「わたしはあなたに言う。七回どころか、七の七十倍までも」(マタイ182122

 そして一つのたとえ話を語るのでした。

 一人の主人に対して一万タラントの負債のある家来がいました。妻子、持ち物全部、さらに自分自身を売ってでも負債を返すようにと求められたしもべは、平伏して、「どうぞ、しばらく待ってください。きっと全部お返しします」と言います。その姿を哀れに思った主人は、彼を許し、借金を免じてやったのです。ところがこの“許されたしもべ”は、外に出て、今度は自分に百デナリの負債のある同僚に出会うと、その喉元を締めあげて「借金を返せ」と言ったものです。
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