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愛することは許されること
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ルポ・エッセイ
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傷ロから「やさしさ」は浸みてゆく

『愛することは許されること』
[著]渡辺和子 [発行]PHP研究所


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 二十世紀の偉大なフランス文学者であったフランソワ・モーリャックは、『残された言葉』の中で語っています。
「まぐさ桶のときから、すでにキリストは十字架にかけられているのであり──傷ついた人間性の傷を、愛でしたいと望まれたのだ」

 幼な子イエスは、本当に、すぐに壊れてしまいそうな、もろく、かよわい姿でお生まれになりました。鉄人としてでも、スーパーマンとしてでもなく、まことに傷つきやすい赤ちゃんの姿で生まれてくださったということを忘れたくないのです。それは、自らも存分に傷つけられるためであり、また、傷つけられることなしに生きてゆけない私たちを理解し、慰めるためでもありました。さらに、私たちが誰かを傷つける時、それはご自分の体が痛むのだということを教えてくださるためだったかも知れないと思います。

 イエスの生涯は事実、傷だらけでした。お生まれになるに先立って、ベトレヘムの人からは場所の拒絶にあい、誕生後、直ちにヘロデの迫害を受けてエジプトへ逃れ、公生活中は、絶えず中傷、誹謗、あざけりに(さら)され、あげくの果ては、名実ともに十字架に釘付けられ、槍で刺されて、満身創痍(そうい)の姿でその一生を終えられたのでした。
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