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「好かれる理由、嫌われる理由」の心理学
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生き方・教養
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はしがき

『「好かれる理由、嫌われる理由」の心理学』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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 一人で得意になっているが、皆から嫌がられることをしている人が居る。それはこの本で説明する神経症者である。

 神経症者の特徴の一つは、カレン・ホルナイが言う様に「栄光と孤立」である。彼らはこの本に説明されているような色々な行動をする、あるいはこの本で書かれているような色々な考え方をする。そうして皆から嫌がられて孤立する。

 たとえば彼らは自分の劣等感を癒すことが第一の目的になっているから、よく自慢話をする。自慢話は人から嫌がられる。彼らは神経症的自尊心が強くて嫌がられる。あるいは失敗すると自分の価値が下がってしまうと思い、いつも言い訳をする。防衛に走る。彼らは好かれたくて言い訳をするのだが、逆に嫌がられる。

 神経症者はくり返し失敗するが、くり返し失敗する人は、同じ視点に囚われているからである。彼らには自分の能力を相手に証明しようとする視点しかない。恋愛で言えば相手が「どんな女性か?」を考えない。つまり相手に関心がいっていない。相手に関心がないから好かれない。そういう積極的関心のない人が、何をしても失敗を繰り返す。恋愛ではなく仕事でも同じ。要するに目的を間違えている。

 彼らは心理的に追い詰められているから、いつも自分の能力を証明しようとしている。というのは、人間関係において自信がない。あるいは人と話していて目的の情報が手に入らないとイライラする。

 私は多くの悩んでいる人と四〇年以上接してきた。悩んでいる人は、悩んで相談しているときに、悩みを解決するための「魔法の杖」が手に入らないとイライラする。すぐに不機嫌になる。そこで周りの人から嫌がられる。

 神経症者は努力しないで幸せになる方法を求めてしまう。その結果、墓穴を掘る。彼らは「会話が楽しいな」と思えない。しかし「会話が楽しいな」と思えれば、不機嫌にならないですむ。そしてこの人との「会話が楽しいな」と感じることが、実は悩みを解決する魔法の杖なのである。楽しいことをしている時には、何があっても失敗という意識がない。

 この本を読んで、神経症者はこういう言動で人々とコミュニケーションできなくなっているのだということを理解して欲しい。

 こういう態度を止めれば心の支えとなる友人ができる、こういう考え方を止めれば、皆から受け入れられる、そう思って神経症者の説明を読んでもらいたい。
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