読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1260340
0
「為政三部書」講義
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
五 口はきびしく、心はやさしく

『「為政三部書」講義』
[著]守屋洋 [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

『書経』に、「もろもろの訴訟、もろもろの禁令」とある。また、「訴訟を裁く資格があるのは、口の達者な人間ではなく、人格高潔な人物である」とも記されている。『易経』にも、「そこで君子はすべからく自戒し、訴訟を明快敏速に処理しなければならない」とある。これで明らかなように、聖人が人間の生命を大事に取り扱ったのは、まさしく「好生」、すなわち天地の徳と合致しているのである。

 そもそも、飢えや寒さに迫られたとき、「義理」(人たる道)をわきまえている人は別だが、そうでない人々が心を乱さないという保証はなにもない。まして無知な民衆ともなれば、なおさらではないか。したがって、官吏が人民をよく教え導かなければ、困窮のあまり盗賊となる者が現われたとしても、やむをえないことだ。

 古人はそのことを十分に心得ていた。それ故、法令を適用するさいには、常に寛容の精神で臨み、民衆の窮状に同情こそすれ、その罪を憎むということはなかった。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:3225文字/本文:3631文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次