“あなたは毎日導かれている! すべての幸運のサインに!”
〜何気なく生きていても、人は、必要なものを手にするようになっている〜
ふと、偶然に立ち寄った本屋さんで、何気なく手に取った本の中に、自分がずっと求めていたことや、探していたことの答えや、それまで気づけずにいた大切なことに、バッタリ出逢ってしまうということがあるものです。
ときには、「おお!! 私が知りたかったことは、まさにこのことだ!! こんなところにあったのか!!」と、思わず叫んでしまいそうになるような驚きに出逢うこともあるものです。
そういうとき、人は、“導かれたんだ!”と、感じるものです。
それは、本当に知らなかったからです。そんなものがまさかそこにあるとは、まったく知らなかったからです。
それが目的で本屋さんに行ったわけでもないし、たまたまその棚の前を歩いていただけだし、いいや、むしろ他のものを買いに来たというのに、その発見を自分の手にしているのですから、その感動の現象には、恍惚となるものです。
不思議な出来事や、ちょっとハッとする出来事を経験すると、人の感覚はそこから何かを得ようとするものです。その意味を考えようとするものです。そこにある現実を解釈しようとするものです。
その答えは、こうです!
「すべては必然的!」
人の魂はいつも、意識よりももっと大きくその人を導くものです。その人の“見つけたいけれど見つけなくてはならない、ということすらわかっていない”ときでも、何か大切なものを見つけるために働いているものです。
そうして、それゆえ、必然的に出逢うべき出来事や場所や人物や物に、出逢わされるのです。
そのとき、生きていることのすべてが不思議に思えるものです。自分が単体で生きているのではなく、なにかしらのエネルギーや意図や関連性の中にいて、知らない人や物や出来事ともつながっていて、ここからの人生や、そこからの未来を築いているのだと。
さて、私も何度本屋さんで、運命の出来事に、運命の本に、運命の言葉に、運命の運びに出逢ったことかわかりません。
そうして、その影響と流れとつながりの中で、いま、こうしてここにいて、私はこの本を書いています。
私のまったく知らない人が私の本を読んでくださっているというその奇跡に、私は感動せずにはいられません。
そうして、もし、この本の中の言葉を通して、私たちが本当に素晴らしいもので共鳴できたのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。
というわけで、必然的に出逢えたことを、幸せに思います。そして、見つけてくださってありがとうございます。
2011年6月
きっとここから、あなたに、素晴らしいことが起こります!
ミラクルハッピー 佳川 奈未