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心の病を癒す生活術
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はじめに

『心の病を癒す生活術』
[著]カール・ヒルティ [訳]金森誠也 [発行]PHP研究所


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 本書は『心の病を癒す生活術』(原題『Kranke Seelen』〈病める心〉、カール・ヒルティ〈Carl Hilty〉著)の全訳である。

 ヒルティはスイスの法学者で、理想主義的な人間心理の探求家として知られている。彼は、一八三三年、ザンクト・ガレン州のヴェルデンベルクに生まれた。単に指導的な法律家であったばかりでなく、歴史研究家、さらに宗教関係の著作家 ―― それも一般大衆の魂の救済を願った多くの書物を著し、一九〇九年、スイスで亡くなった。

 ヒルティは、死亡した一九〇九年にも、オランダのハーグにある国際仲裁裁判所にスイス代表として派遣されるなど、生涯を通して政治面でも大いに活動し、とりわけ平和運動および婦人参政権の確立に尽力した。

 しかし彼が国際的な名声を博したのは、その理想主義的な人生論にある。なかでも有名なのは、すでに何度も翻訳され、今日でも岩波文庫などで刊行されている『幸福論』と『眠られぬ夜のために』である。これらの著作は平易な文章ながら、人間の心の悩み、幸福への願望、究極的救済の探求など、多方面の問題をキリスト教の教理を踏まえながら伝えている。

 本書『心の病を癒す生活術』はこれらの大作とくらべればいかにも小品であり、しかも取り扱っている領域は人生全般ではなく、“不安定な人間の精神生活をいかに改善し、向上させるか”にかぎられている。しかしこの穏やかな、論理的な筆致からしても、たしかにキリスト教的色彩は濃いけれども、洋の東西を問わず、また老若男女の別なく、とりわけ変転の時代を生きる日本の読者に多くの感銘を与える書物であると信じている。

訳者 金森誠也
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