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心の病を癒す生活術
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2 信仰と治療 ― 神との決別が心の病を招く ―

『心の病を癒す生活術』
[著]カール・ヒルティ [訳]金森誠也 [発行]PHP研究所


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 神経疾患の諸原因にはさまざまな種類がある。しばしばその原因には遺伝的な素質が認められる。たとえば、両親が神経症であった場合をはじめ、本人の不幸な結婚、あるいは結婚にまつわる特別の欠陥、それに全く特殊な性的変態は神経症的な作用を示している。これらのことは、古来の聖書の言葉(原注1)の正しさが今日まで延々と続いていることを確証している。

 神経疾患は遺伝するという事実は、これに対する救済がなければ全く耐え難いものであろう。


 遺伝によるもの以外では、神経疾患の一般的原因は悪い教育、栄養不良、それに発育期における過度の学習などである。過度の学習は、たとえ学校の方針がまちがっていなかったとしても、生徒の性格をゆがめてしまうことがままみうけられる。

 次に、神経症はとりわけ発育期に起こることが多く、これは両親や教師がいくら配慮しても排除できないおそれがある。

 最後に、これはもっとも少ないケースだが、鳴物(なりもの)入りの文化活動である「啓蒙教育」によって生じる神経症である。わざとらしい啓蒙に迎合するよりも、神のご加護を信じ、人それぞれの自然な、内に秘めた羞恥心(しゆうちしん)によっておのれの身を持し、仕事にはげみ、もろもろの対象におのれの精神を発揚(はつよう)してゆく方が健全な精神育成のためにはずっとよい。
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