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心の病を癒す生活術
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10 身体の保護 ― 肉体の奴隷にならない ―

『心の病を癒す生活術』
[著]カール・ヒルティ [訳]金森誠也 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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 患者の治療にあたって、本来の医学的な事柄については、どうか実際の良医と相談してほしい。もっとも、それは幸いにも良医がいた場合のことである。とにかく同じ良医でも唯物論者でないことが望まれる。こうした良医がみつかればその指示に従って治療に専念するのがよい。

 ところで私は本章以下で、部分的には当然神経症患者でない病人にも適用できる、いくつかの私のささやかな経験について伝えたいと思う。

 健康であり、酒・タバコなどの嗜好品によって悪影響を受けていない丈夫な身体の持ち主でも、自分で何かおかしいところがあると気づくことがある。たとえば手足が冷たい、頭が痛い、あるいは眼の様子がおかしくなりよく見えない、耳鳴りがする、食欲がなくなる、消化不良に便秘、心臓の鼓動の異常、めまい、吐き気、声がしゃがれる……などがあげられる。

 一般的なこうした体の不調には対処法がある。それはたとえば、節度ある生活をする、清潔に保つ、運動をする、よい空気を吸う、それに関連して転地すること、断食(だんじき)、水分をあまりとらない(原注1)などで、いずれもだれにも役に立つ対処法だ。


 もっともひんぱんに論議されるのは、おそらく肉食の是非と普段の医薬品のあつかいであろう。現在の諸国民の中流および上流階級の人々は、肉食が少なすぎるというよりむしろ多すぎる傾向にある。私個人としては肉料理は一日一回だけでよいと考えている。

 たとえば、一日に二回、三回はおろか四回も肉料理を出すホテルがあるが、これなどその方がほかの種類の料理をつくるより手数がかからない。まるで料理人の便宜をはかることだけがその理由であるように思われる。


 総体的にいえば、古代イスラエルにおける血液および脂肪の摂取禁止は衛生学的にすばらしい意義をもっている。体に必要な脂肪分をとるのにもっとも目的にかなっているのは、バターとミルクとクルミを同時に摂取することだと、一部の人は主張している。

 酒・タバコのあつかいについては周知のように大論争が起きている。私個人の場合は、自分の経験からして両者共に有害である。私は完全な禁酒・禁煙に至るまでには全く試行錯誤を続けてきた。
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