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第6章 タイプ1へのEC=エニアグラムコーチング

『9タイプ・コーチング』
[著]安村明史 [発行]PHP研究所


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タイプ1の概観―― 改革する人


 タイプ1をTVアニメのキャラクターで表すと、『巨人の星』の星一徹です。星一徹は息子・飛雄馬を巨人軍に入団させるべく、昼夜を問わない土方仕事、それ以外の時間は、飛雄馬との厳しい野球の練習に明け暮れます。自分の高い理想を追い求め、己に厳しく、他者にも厳しく、質素な服装を身にまとい、まるで人生を修行のように過ごす一徹の姿は、感動的ですらあります


 タイプ1の生き方は「こうであるべきだ」と自分が信じる、「正しさ」を曲げないところに特徴があります。自分が信じる正しさに価値をおき、その道を極めようとします。男女に関係なくタイプ1は、自分のルール、完全主義的な高い基準を持っています。「仕事はこうあるべきだ」「人間とはこうあるべきだ」「男とは(女とは)こうでなければならない」「日本人の服装とはこうでなければならない」など、それぞれのあり方に強いこだわり、価値観があります。タイプ1のなかに、物事の正・不正を裁く「審判者」または「裁判官」がいると言ってよいでしょう
「自己と世界の全てに正当性を追求するエネルギー」を持っており、完全さを自分と周りの世界全てに求めるため、しばしば批判的理想主義者となります。さらにストレス時には超越的存在としての「神の声」さえ聞こえてきます


 タイプ1は、自分の内部にある「審判者」に従って人の誤りを指摘し、自分と同じ基準を持つべきだと主張します。そして、その基準が受け入れられたと感じると、心をオープンにすると同時に、相手をハンドリングしようとする性質を持っています


 以前、部下であったタイプ1のスタッフから、丸一ヶ月間の休暇を求められたことがありました。仕事が任せられるしっかりした女性で、業務はうまくいっていると感じていましたし、何か不満や文句を言って来たこともないので、非常に不思議に思いました。理由を問うと、「疲れたので休みたい」とのことでしたが、どうやらそれは私に対する怒りの表現だったようです。後ほど本人から「自分がいかに自己を抑制し、完璧にこの会社を支えているかを気づかせたかった。自分がいなくなればこの会社がなくなると考えた」と教えてもらいました。タイプ1の独善性を感じると同時に、怒りを直接はぶつけず、抑制する癖があることが確認できました


 完全主義的なタイプ1は、無意識のエネルギーの囚われ、激しい傾きによってコントロールが効かなくなる時、頭痛、めまい、脱毛、吐き気、抑うつ、自殺者となる傾向が他のタイプに比較して最も多いことは複数の調査・論文などで報告されています。タイプ1のある女性の方からの報告ですが、ある目標に向かって思うような結果が出せない場合、「こんなこともできない自分は死んだ方がマシだ」と自分を責め、強いストレスを感じてしまいました。
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