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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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人生は与えた分だけ与えられる
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生き方・教養
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おわりに

『人生は与えた分だけ与えられる』
[著]冨安徳久 [発行]PHP研究所


読了目安時間:6分
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 最後までお読みいただき、心から感謝いたします。


 学生生活を終え、初めて社会人となったとき、皆さんはそれぞれどんな思いでそのスタートを切りましたか?
「働く」ということをどのように受け止めて、目の前の仕事に関わってきましたか?


 僕は、「働くこと」は、社会人になることは、【得ること】だとずっと思っていました。働いて、お金を得て、そのお金でほしいものを得て、食べるものを得て、住むところを得て、着るものを得て……。
「得ること=働くこと」だと思っていました。

 しかし、葬儀ビジネスと深く関わっていく中で、働くことは【与えること】だと知りました。

 この自分が「働くことを通じて、誰に何を与えられるのか?」。

 そのことがいかに大事であるかを教えていただきました。

【人生は与えた分だけ与えられる】

 このことを実体験として感じさせていただきました。

【仕事の前に人生がある】

 どういう人生を生きるかで、仕事への関わり方も変わります。


 僕は最初に出合った会社から、その「与えられた命を考える生き方をしなさい」と叩き込まれました。
「誰の人生でもなく、自分自身の人生だ。人生、二度なし」
「どんなふうに生きたいんだ? どんな人間になりたいんだ?」
「誰のために、何のために生きたいんだ?」

 と問いかけられ、それらについての考え方を「働くこと」を通じて、「命の在り方」を通じて、教えられました。

 いま思えば、命がつながれてゆく場面において、命の最期を通じて、最高の学びのある仕事に出合えたと思っています。

 なぜかといえば……。


 この葬儀ビジネスという仕事には「命」を深く考える場面があるからです。
「命の尊さ」「命の儚さ」を目の当たりにすることが、どれだけ僕の人生を充実させたかは、本書からも読み取っていただけたかと思います。
「限りある命の時間の使い方」を強く、深く教えてくれたのが葬儀という仕事でした。


 いまは、「命を考え、死を受け止め生きること」こそが、人生を充実させるためには不可欠であると確信しています。


 それが欠けている現代社会……。

 躾・教育には大きな問題があると感じています。命を伝えない、死を伝えない家庭教育・学校教育にも疑問を感じます。


 葬儀ビジネスでは、学校では教えてくれなかった「命の最期の場面」から、多くの大切なことを学び、教えていただきました。


 いまは自らが体感したこの学びを多くの方々に発信し伝えることが、僕の人生の一つの大きな役割だと思っています。


 まさに、「生きるを学ぶ」とは、「死を受け()れる」ことからしか始まらないとさえ思います。


 日本に生まれ、日本人として生きる。日本人らしく生きる。

「おかげさま」「いただきます」「もったいない」「粋」……。


 英語などには訳せない日本人らしい言葉が、二十一世紀にはもっとクローズアップされるべきだと、多くの命のつながり、家族の在り方、人・企業・本などとの出会い(ご縁)の受け止め方を見てきたいま、深く思っています。


 日本人らしく生きることとは、人間らしく生きることとは、つまりは命の本質をきちんと考えながら生きることであり、「生きるを学ぶ」ためには欠かせないことなのだと僕は思います。


 本書を通じて伝えたかったのは「生きるを学ぶ」ことなのです。


 なお、本書を発刊するきっかけとなったのは、二〇一一年十二月から二〇一二年九月にかけて開かれた「尽生志事塾(じんせいしごとじゆく)」(全六回)という「生きるを学ぶ」ための私塾です。


 僕は仲間の熱い想いに駆られて、そのお役に立てるならと塾長を務めさせていただきました。その「尽生志事塾」の発起人となった理事四人には感謝の想いでいっぱいです。

 僕自身も本業以外の学びとやりがいをいただきました。

 感謝の想いを込めて、ここに理事メンバーを記させていただきます。

 株式会社メディアサポートの横田明彦社長

 ライフ デザイン ギア サプライ株式会社の服部憲和社長

 株式会社アクションパワーの大津たまみ社長

 株式会社サファリの加賀雄一朗社長


 それぞれ忙しい大好きな本業に身を置きながら、「ご縁のあった方々の夢を、志を、人生を応援したい」と命の時間を捧げてくださいました。


 四人ともに、「『尽生志事塾』に関わったことで、本業もいままで以上の充実感があるんです」と笑顔で話してくださいました。


 ほんとうにありがとうございました。


 何度も何度もミーティングを重ね、ともに創り上げた「尽生志事塾」は、すばらしい経験となりました。


 そして、「尽生志事塾」第一期生には、生きること、働くこと、明確な成すべき夢や使命を見つけられずに迷い、悩む塾生が約五十名集まりました。

 個人差はあるにせよ、「尽生志事塾」を通じて、生きることの本質を学ぶための何かをつかんでくださったと思っています。


 参加された塾生の皆様の未来がステキに輝くことを心から祈っています。


 さらには「尽生志事塾」の運営を支えてくださったチーム夢援隊(むえんたい)」(誰かの夢を応援するための組織)のメンバーにも心から感謝いたします。


 最高の仲間、親愛なる理事メンバーとチーム「夢援隊」のメンバーとともに、「誰かのために役立っている命の時間」を熱く感じさせていただきました。


 ありがとうございました。

「尽生志事塾」での「生きるを学ぶ」ためのフィロソフィーが、今回、書籍としてカタチになりました。

 本書が「誰かのために生きるを学ぶこと」の指南書として、少しでも役立ったのならほんとうに幸せに思います。

「人生は気づき」です。


 あなたの心が、多くの出会いの中で、どれだけ「価値ある生き方に気づくかどうか」だと、僕は思います。


 最後になりますが、拙著の発刊にあたり、賛同し応援してくださったPHP研究所の皆様、イラストレーターの久保知子さんに心から感謝いたします。

 ありがとうございました。

【あなたの『命の時間』は、誰かのために、何かのために、

   尽くすために生き、志をもって、働くことである。

     それを深く理解し、

       信じた人生(みち)を貫く先に、あなたの未来は光り輝く】


 二〇一三年五月吉日 名古屋にて
冨安徳久 
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