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生き方・教養
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まえがき

『30冊の本』
[著]山川紘矢 [著] 山川亜希子 [発行]PHP研究所


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 一九八六年三月、シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』が地湧社から出版されました。ほとんど宣伝もせず、翻訳者もまったくの無名であり、出版社もまだできて数年で知名度のない状態での船出でした。有名だったのは著者のシャーリー・マクレーンだけでした。


 しかし初版の四〇〇〇部は一カ月と少しで売り切れました。そして発売した翌日から、翻訳をした私たちのもとに、一日に数通ずつ、全国から手紙が届き始めました。どれも、この本を読んだ感動を伝える手紙でした。誰もがシャーリーの本を読んで、人生の方向が変わったと感じていたのです。

『アウト・オン・ア・リム』は、その前に私たちの人生を変えていました。目に見えない世界の存在に私たちの目を開かせ、これからはすべての人が自分たちが魂の存在であることを知り、意識を大きく広げることが大切であり、この時期、宇宙的な規模で様々な動きがあることを知ったのでした。


 それ以後、私たちはずっと精神世界、ニューエイジと呼ばれる分野の欧米の本を日本語に翻訳する仕事を続けてきました。かなりの数の本を訳し、その中にはベストセラーになった本も数冊あり、出版以来、二十年間もずっと読まれ続けているロングセラーもあります。そして今年は初めての本を出版してから二十五年経ちました。あっという間の二十五年、四半世紀でした。


 でも、その間に多くの人々が目に見えない世界に心を開き、意識を大きく広げるようになりました。今や数多くの精神世界やニューエイジに関する本が出版され、本屋さんには精神世界コーナーができています。二十五年前にはなかったスピリチュアルなセラピーやワークショップが、ごく普通に行われるようになりました。しかもインターネットを開けば、そのような情報をいくらでも見ることができます。


 そして、もっと大切なことは、二十五年前には「それって変じゃない?」と言われかねなかった、「自分を愛しましょう」「自分の人生はすべて自分の責任です」「人は(りん)()(てん)(せい)をしている」「私たちは魂である」「直感をもっと大切にしよう」「自分自身を知ることが一番重要である」「すべての答えは自分の中にある」「すべてはつながっている」、そして最近では「思考がすべてを引き寄せている」といったことが、普通のことになりつつあります。時にはテレビの広告で、「自分を好きですか?」という言葉を聞くこともあれば、ニューエイジ的な歌詞を持つ歌が大流行しています。


 この二十五年で、私たちの意識は大きく開かれ、変化してきたといえると思います。もちろん、まだまだこのような考えは社会の主流とはいえないかもしれませんが、実はすでに社会を変えるほどの力を得つつあるのです。


 時は二十一世紀、愛と平和と透明な知性の時代、水がめ座の時代がやってきています。今までのお金と権力、憎しみと恐れが支配する時代から、愛と平和、やさしさとワンネスに満ちた時代へと変わりつつあります。そして今は、古い社会の枠組みが壊れてゆく時だといわれています。経済も社会も変化が必要になっています。新しいものを作るためには、古いものを壊す必要があるのです。今、世界中で起こっていることはまさにそれであり、実はその下にはすでに新しい枠組みが少しずつ、作られつつあるのかもしれません。


 そこで私たちはこれまでの仕事を少し振り返ってみることにしました。それがこの『30冊の本』です。


 まず私たちが訳した本の中から、精神世界を知り、意識を変えるために役に立つ本を選んでみました。それとともに、自分たち以外の翻訳者が訳し、私たち自身が強い影響を受けた本も選ぶことにしました。自分たちが好きな本を選んだのですが、結果的にはほとんどの本が多くの方に読まれていて、人気のある、重要な本になっています。


 選択基準は以下の通りです。

1.この二十五年間に出版された精神世界の翻訳本

2.人々の意識を変えるために大きな力を持つ本

3.私たちが訳した本の中から、最初に選択する

4.残りは私たちが大好きで自分たちの成長に役立った本を選ぶ

「ここにある本はほとんど読んだ」という方も多いと思います。また、「ここに載っている本よりも、他の本のほうがずっと大切だ、素晴らしい」というご意見はいっぱいあると思います。みなさんのベスト30はそれぞれに違うことでしょう。それがまた、とても素敵なところです。


 もちろん、二十五年より前に出た本の中にも素晴らしい本が山とありますが、それは今回は原則として触れないことにしました。翻訳本に限ったのは、これまではこうした翻訳本が中心になってニューエイジの思想を伝え、人々の意識を大きく開いてきたと思うからです。最近は日本語の本にも素晴らしい本がどんどん出てきていて、とても楽しみです。


 それぞれの本については解説の部分もありますが、できる限り私たちのその本に関する体験も書くようにしました。そのような部分も楽しんでいただけるととてもうれしいです。そして、まだ読んでいない本があれば、ぜひ、読んでみてください。あるいは、読んだことのある本でも、もう一度、読み返してみよう、と思われるかもしれません。何回も読み返すことによって、その都度、新しい発見ができる本ばかりだからです。何はともあれ、どうぞこの本をお楽しみください。


山川紘矢・山川亜希子 

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