『30冊の本』
[著]山川紘矢
[著] 山川亜希子
[発行]PHP研究所
アイリーン・キャディ/日本教文社
初版:一九九八年四月
著者のアイリーン・キャディは北スコットランドの有名なフィンドホーン共同体(現・財団)の三人の創設者のうちの一人です。一九一七年、エジプトのアレキサンドリアで生まれました。ともにフィンドホーンを作った夫のピーターに出会ってから、彼女は内なる神からのガイダンスを受け取り始めました。神のガイダンスに従ってキャディ夫妻とドロシー・マクレーンはフィンドホーンの荒れ地に住み着きました。アイリーンは毎晩、キャラバンパークの公共トイレに一人こもって、神からのガイダンスを受け取り続けたそうです。そのガイダンスを元にして、フィンドホーンが創設されました。愛に満ちた神のガイダンスは人々の心を平和にし、本当に大切なことは「一人ひとりが神を信頼し、自分の心の声に従って生きることだ」と気づかせてくれます。
『心の扉を開く』はこうしてアイリーン・キャディが神から毎日受け取ったメッセージ、ガイダンスを一日一つずつ一年分、つまり三六五篇集めたものです。毎日その日のページを開き、そこにあるガイダンスを読むことによって、心を静め、大いなる自己や神とのつながりを確認できるようになっています。