『30冊の本』
[著]山川紘矢
[著] 山川亜希子
[発行]PHP研究所
エックハルト・トール(吉田利子:訳)/サンマーク出版
初版:二〇〇八年十月
エックハルト・トールは特定の宗教あるいは伝統的な教義に属さない現代のスピリチュアルな指導者の最右翼の一人だと思います。『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』『Stillness Speaks』『A New Earth』などの素晴らしい本を著し、また、セミナーを行って、苦しみから脱して安らぎを得る方法を具体的に教えています。平明でわかりやすい口調で、釈やイエスと同じように彼は深い真理を私たちに語りかけています。
多くの人はエゴを自分だと思い込んだまま、一生を終わっています。
エゴを自分だと思っていて、エゴ以外の「本当の自分」があるなどとは夢にも思わない人のほうが多いかもしれません。本書はエゴに気がついて、「本当の自分」を発見するためには、またとない良書です。「本当の自分」を発見した人、つまり覚醒した人が増えた時、世界は変わるのです。
そして、今は準備のできた人から変わり始めている時代です。
『ニュー・アース』は私にとって、最も素晴らしい大好きな本の一冊です。この『ニュー・アース』というタイトルは、聖書のヨハネの黙示録とイザヤ書に出てくる言葉です。