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ヤル気が出る! 本番で実力発揮! 受験に強くなる「自分」の作り方
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教育
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五章 逃げ込まない「自分」を作れ!

『ヤル気が出る! 本番で実力発揮! 受験に強くなる「自分」の作り方』
[著]和田秀樹 [発行]PHP研究所


読了目安時間:17分
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現実からファンタジーへの“危険な通路”をふさぐ


不安にとらわれたときの、“危険領域”からの脱出法


 定期テスト対策ならがんばれる、受験勉強だとがんばれない

 きょうこそは勉強しようと思って、机の前にすわってみる。ノロノロと問題集を引っ張り出してきて、とりあえず最初のページを眺める。眺めているうちに、すでにもうヤル気がなくなってきた。
「Jリーグの結果はどうなったかな」
「あのCDをあいつから返してもらわなくちゃ」

 などと、とりとめもない考えが浮かんでくる……。

 やろうと思っても、いざ勉強するとなると、どうしてもヤル気や集中力が出ない。この悩みさえ解決できれば、と思っている受験生は多いだろう。

 定期テストの前日の、必死に勉強せざるを得ない状況を思い出してほしい。受験勉強とどこがちがうかをくらべてみよう。

 入試と定期テストの大きなちがいは、“締切り”が迫っているか、まだもうちょっと先のことか、というところにある。だから、切迫感が全然ちがってくる。切迫感があれば、とにかく目の前にある「課題」をやらざるを得ない。

 しかし、切迫感がない状態にいると、「きょうできなかったらあしたやればいい」という逃げ道を用意できる。サボってしまう自分に罪悪感を感じても、逃げ道が用意されているので、とりあえず中途半端な形で“安心感”が出てきてしまう。


 勉強を先延ばしする、“不安”と“安心”の追いかけっこ

 受験と定期テストでは、“結果の見えやすさ”にも差がある。定期テストなら、せいぜい二、三十ページくらいの範囲を覚えてしまえば、「まあ、これで八割だな」という予測がつきやすい。結果が予想しやすいから、安心して勉強できる。

 しかし、受験勉強では、一週間勉強したところで、「これで、合格最低点は取れたな」とはならない。だから、自分がやろうとしている勉強に自信が持てない。ここから、「落ちたらどうしよう」とか「やってできなかったらどうしよう」という不安も首をもたげてくる。

 勉強に手がつかないのは、「落ちたらどうしよう」という不安と、「あしたがあるから大丈夫」という妙な安心感が、ヘンな悪循環を作っているからだ。

 勉強に手をつけようとすると、「あしたやれば大丈夫」という安心感が出てきて、ストップをかける。ストップをかけられると、「こんなことじゃ受からない」という不安が襲ってくる。この不安をごまかすために、「そんなにキバるなよ、まだ一年もあるぜ」という安心感を引っ張り出す。

 こんな悪循環をくり返すことで、結局、勉強には手がつかなくなってしまうのである。この章では、「勉強に手がつく自分」を現実的にどう作り出していくか、ということについて考えていこう。


 気分が乗らず不安なときは、「うつ病」の治療法が参考になる
「今週はけっこう調子いいぞ」とか「どうもここのところヤル気が出ない」など、人間ならだれでも、いいときと悪いときの波が交互にやってくる。そして、悪い状態がひどくなって勉強が手につかなくなることを、いわゆる“スランプ”と呼んでいる。

 スランプのときの自分を思い出してみよう。
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