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塾に行かずに東大に受かる勉強法
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教育
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第5章 六年で東大に受かる先取り学習スケジュール

『塾に行かずに東大に受かる勉強法』
[著]和田秀樹 [発行]PHP研究所


読了目安時間:18分
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やるべき内容は決まっている

 

 東大合格のためにやるべき参考書や、問題集はほぼ決まっています。これだけやっておけば、まず間違いなく合格するという参考書、問題集があるのです。それを着実にマスターすれば東大に合格できます。

 あとは決められた学習量を六年間でどう配分するか、です。

 ここで問題になってくるのが、学校のカリキュラムです。学校のカリキュラムは学習量の配分がいびつです。中学のときは極めて薄い内容になっており、そのかわりに高校で分厚い量を学ぶように配分されています。学校のカリキュラムに従って勉強すると、高校生になってから、かなりの無理が出てくるのです。

 無理の生じやすい学校の配分を無視して、自分なりの配分をすることが東大に合格するための大きなポイントになります。

 実は、私立中高一貫校は、カリキュラムの配分を柔軟にしているところが最大の強みなのです。


私立中高一貫校のノウハウを利用する

 

 私立中高一貫校から東大に合格する人が多いのは、なぜでしょうか。それを分析してノウハウを真似(まね)すれば、中高一貫校に行かなくても東大に合格できるはずです。

 私立中高一貫校が東大に強い理由は、主に次の二つです。

 1 公立中高に比べてカリキュラムの配分を柔軟にできる

 2 高校受験にエネルギーを割く必要がない

 もちろん、このほかにも理由はあります。基礎学力の高い生徒を集めていること、みんなが勉強する雰囲気があること、東大入試をターゲットとした受験対策をしていること、生徒同士がノウハウを教え合うこと、先輩に東大生が多く東大が身近に感じられること、などいろいろあります。ですが、やはり一番大きな理由は、カリキュラムの柔軟な配分と、高校受験がないことです。

 まず、中学と高校のカリキュラムについて見てみましょう。


学習指導要領のカリキュラム配分は無理がある

 

 中学校三年間で習う英単語は、学習指導要領で定められた必須の英単語一一五語を含めて、九〇〇語程度です。学習指導要領は最低基準ですから、教科書によってはもう少し出ているかもしれませんが、中学校三年間ではこれだけマスターさせれば、学習指導要領上は問題がないとされています。

 図表を見ていただけばわかると思いますが、必須の単語は、極めて基礎的な単語です。そこに季節、月、曜日、時間、天気、数、家族などの言葉も含めて九〇〇語程度を習うだけなのです。中学時代には、難しい単語は一つも教えてもらえないと言ってもいいくらいです。「英文が読める」というレベルにはとても達しないような基礎的な単語しか教えてもらえないのです。

 大学入試に必要な英単語は六〇〇〇語程度とされています。東大受験生なら一万語くらい知っておけば高い点数が取れると言われています。中学校三年間に九〇〇語しか習わなかったとすれば、高校三年間で五一〇〇語を覚えなければなりません。これは極めて無理のあるスケジュールです。

 数学も状況は同じです。たとえば、二〇〇二年までは中三で習っていた二次方程式の解の公式を、ゆとり教育以降は、中学時代には教えてもらえなくなりました。何年か前の中学三年生の大部分が知っていたことを、高校に入ってから習うことになったのです。

 中学校の三年間は、学習指導要領に縛られるため、極めて効率の悪い、中身の薄い勉強をしなければなりません。
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