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好かれる人 「現実の自分」で生きる
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生き方・教養
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2 好かれるために努力しない

『好かれる人 「現実の自分」で生きる』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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 ◆好かれようと頑張って嫌われる人

 人は、自分の能力を超えた不必要な責任を引き受けなくてもいい。他人の幸福に寄与する方法はいくつもある。これをしなければならないと思うことはない。

 私が訳した『自己創造の原則』という本にレスターという保険業の人が出てくる。

 嫌な仕事も、頑張ってやりつづけ、家族のために体裁のよいアパートを借り、子供達をいい学校へ通わせ、サマー・キャンプにも行かせてやり、高い服を着せている。

 しかし彼はいつも機嫌が悪くて怒ってばかりいて、家族の者が恐れて避けるようになってしまった。

 レスターにしてみれば、「自分がこんなに頑張って働いているから、皆はよい服も着られているのに、何で皆は、自分に対してこんな態度なのだ」と怒り心頭に発する。それは当然なことだろう。

 彼にしてみれば「皆も自分と同じようにイヤな仕事もきちんとしてみろ、そうすれば私のことが分かる」という気持ちがあるだろう。彼は家族の者の態度に不愉快きわまりないかもしれない。
「自分がここまで身を粉にして働いているから、皆は体裁のよいアパートにも住んでいられるし、子供達はサマー・キャンプにも行かれるのだ、それなのになんだ」という不満な気持ちでいっぱいであろう。
「誰も自分のことを理解してくれない」と思っている彼の機嫌が悪いのは当然である。

 そしていつも機嫌の悪い父親を皆が避けるのもまた当たり前である。

 家族の者も、彼もお互いに間違ってしまっている。

 彼はそこまでして家族をよいアパートに住まわせる必要はないし、そこまで頑張って子供をサマー・キャンプに行かせる必要もない。

 彼は「なぜ自分はそこまで頑張るのだ?」という自分の心の底を見つめる必要がある。

 そこに「認められたい」という愛情飢餓(きが)感があることに気がつくだろう。
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