ルール72 15分で決めて15秒でまとめる
▶競合プレゼンは時間厳守です!
通常、競合プレゼンの際、1社が説明できる時間は30分程度に制限されます。
その時間を有効に配分して説明することが重要になります。
挨拶、質疑応答などにかかる時間を差し引いて、企画書の説明に使える時間を逆算すると、「約15分」での説明が最適になります。
限られた時間に説明しきれない場合は、能力不足とみなされてしまうこともあり、企画は採用されにくくなります。
▶最も集中できる時間を最大活用する
時間制限のない自主プレゼンの場合は、自由に時間設定ができますが、こちらの場合も「15分」で決めるようにします。
それは、人が集中力を維持できる時間を最大限に使うためです。
人が最も集中できるのは15分だそうです。
その集中できる時間を最大限に活用するのです。
また、前述のとおり、提案先は多忙なことが多いので、長い時間が取れず、もっと短時間での説明を求められる場合もあります。
できる限り、短時間で説明する練習をしておきましょう。
短時間で説明するために企画書を要約する、要点を整理し直すことは、企画に対しての自分の理解度を高めることに非常に役立ちます。
▶企画内容は15秒で要約する
はじめて説明を受ける提案先にとって、たった1回の説明だけでは、理解されにくい場合があります。
そのため、プレゼンの最後に、説明した内容を「15秒」で要約します。
事前に企画の要点を15秒で説明できる原稿を用意します。
15秒あれば、約80文字を使い、要点をしっかり説明することができます。
たとえば、テレビCMで最も多く使用されるのが15秒スポットです。
15分で行うプレゼンを15秒に要約することで、より強い説得ができます。
▶要約事例 15秒あればこれだけ話せる
15秒あれば、以下のような文量を話すことができます。
『○○地域の集客として知的なビジネスパーソンを対象に「究極のアカデミー○○」を開催。
内容は「○○早朝研究会」「仲間づくりの場○○」「地元企業が講師となる勉強会」の3つです。