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(2021/9/29 UP)

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守護霊さまのメッセージ(大和出版) 「魂鏡の法則」があなたを本当の幸せに導く
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生き方・教養
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第5章 エネルギーを高める

『守護霊さまのメッセージ(大和出版) 「魂鏡の法則」があなたを本当の幸せに導く』
[著]スピリチュアルハーモニー [監修]小林由起子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:42分
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メッセージを
受け取るために
何をしたらいいのか



愛がいちばん強いエネルギー


パワースポットの罠



 私たちの生育環境では、個人個人が持つ内面の霊性に目を向けた教育を受ける機会はほとんどなく、成長過程の中で、霊性や直観力を磨くことは置き去りにされてしまっています。内面にある霊性・直観力といった誰にでも本来備わっているものを引き出し、霊的な世界からのメッセージを受け取りやすくすることは、自分自身のエネルギーを上げることによって可能になります。日々の生活の中でエネルギーを上げるための方法を実践することにより、霊性・直観力が開いてくるのです。


 もちろん、こうしたことを特別に意識しなくても、パワースポットと呼ばれる場所を訪れたり、パワーストーンと呼ばれる石を用いたアクセサリーを身に着けたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし間違った知識を持って霊的な場所を訪れてしまうと、時には命を危険にさらすことにもつながりかねません。本当のパワースポットとは、もっと身近なところにあるのです。


「どうか娘を助けてください」
──一本の電話から



 夏のある日、カウンセリングサロンの電話が鳴りました。通常はカウンセリング中だと、電話に出ることはないのですが、たまたまカウンセリングが終了してご相談者さまがお帰りになられた直後であったため、電話を受けることができました。


 ご相談者は木下信子さんといい、お嬢さまの志緒里さんのご相談です。

「お願いがあります。急を要します。どうか娘を助けてください」


 電話はこのような切実な一声から始まりました。お電話だけではどのようなことが起きているのか把握できないため、後日カウンセリングサロンにお越しいただきました。


 初めてお会いする信子さんには笑顔がなく、緊迫感が感じとれます。まずはご相談の内容を伺いました。

「先日のお電話で、娘さんを助けてくださいとのことでしたが、いかがされましたか?」


 信子さんは、すぐに話し始めました。

「このままでは娘の志緒里は死んでしまいます。どうにか助けられないでしょうか。実は1か月前から志緒里の様子がおかしくなりました。とにかく、あれは志緒里ではありません」


 私は聞き返しました。

「志緒里さんではないとは?」

「はい、1か月ほど前に娘は大学の友人たちと久しぶりに同窓会で集まることになり、九州へ向かいました。大学が九州でしたので。会社の夏休みと有給休暇を合わせて、休みを長くとり、旅行も兼ねて九州からあちこちを回ることになっていました。帰りに京都も観光してくるといって、京都にある私の姉の家に寄って1晩泊めてもらうことにもなっていたのです。


 九州にいる時には電話もあり、普段と変わることなく会話をしました。


 自宅に戻ってくる2日前に、京都の私の姉から電話があったんです。志緒里の様子がおかしいと……」


邪悪な霊が
憑依している!



 そこで、信子さんは、娘の志緒里さんのお写真をカバンから出されて私に渡しました。

「これが娘の志緒里です。これは今朝撮りました。そしてもう1枚、こっちは旅行に行く前の写真です」


 私は今朝撮られたという写真から、志緒里さんの現状が大変なことになっているとすぐに察しました。これは「憑依現象」です。しかも、相当に邪悪な低級霊が志緒里さんに憑依していたのです。


 私はそのことを信子さんに告げる前に話の続きをお聞きしました。

「そして、その後、どうされたのですか?」


 信子さんは続きを話し始めました。

「はい、私の姉から電話があり、志緒里の様子がおかしいと。


 姉の家にはいくつか部屋がありますが、突然仏間に行き、座ってじっとしていたそうです。すると、しばらくして、ブツブツと独り言を言い始めたそうなのですが、その声が志緒里の声ではないというのです。男のような、そしてうめくような声で、ブツブツ。何て言っているのかは聞き取れなくて……。そして、その直後から志緒里の表情が変わったのだそうです。顔色が悪く、目がとてもきつく感じるとのことでした。まったくの別人のようになり、姉も気持ちが悪いと。


 様子が変なので、できれば迎えに来られないかとのことでした。


 私は次の日に東京から姉の家に向かい、志緒里を迎えに行きました。京都の姉の家に着くと、志緒里はいつもの志緒里で、特に姉が言っていたような感じではありませんでした。姉も、今日の志緒里は普通だと。


 昨日は具合でも悪かったのかしらね、と志緒里に語りかけたところ、志緒里は、『えっ? 私がどうかした? 疲れていたのか昨日のことはあまり覚えていないけど、特に具合が悪いとかはなかったよ』と言っていました。


 私もその時は一安心と思って、志緒里と新幹線で東京の自宅に向かいました。しかし、疲れたのか、帰りの新幹線の中で志緒里は話しかけても返事をしなくなりました。志緒里の顔色が悪いように見えたので、具合でも悪いのかと尋ねても返事がありません。うつむいているだけなのか、うとうとしているんだか……」


2階の窓から飛び降りて
救急搬送



 私はここまでの話で志緒里さんは悪霊に憑依されているのだと確信していましたが、それは口にしないままで、まずは信子さんのお話を聞くことに集中しました。

「東京に着いて新幹線から降りた時、志緒里は少しふらついているようでしたので、自宅までタクシーで帰りました。我が家は細い路地の奥にあって、家の前まではクルマが入れないため、自宅から50mほど手前でタクシーを降りました。すると……」


 信子さんは震えだし、話が途切れました。私は続きを促しました。

「タクシーを降りた後にどうされましたか?」


 信子さんは再び話し始めました、とても怯えて震えています。

「はい、タクシーを降りたとたんに、志緒里は凄い勢いで自宅に向かって走り始めました。私もびっくりして後を追いかけるように走りました。志緒里は自宅に入り、真っ先に風呂場に行き、シャワーを出して頭から洋服のまま浴び始めたのです。私も家にいた主人も驚いて、志緒里を風呂場から無理やり出したのです。すると激しく抵抗して叫びだしました、その言葉が……」


 そこで信子さんは固まりました。


 私はそっと聞き返しました。

「その言葉とは?」


 信子さんはハッと我に返り、話を続けました。

「その言葉は、その声は、志緒里の声ではありません。男? いやよくわかりません。何ですかあれは? 低いうなり声のような感じだけれども何かを言っているんです。


 私も主人も志緒里の体を揺さぶりながら、何度も志緒里! 志緒里! と正気に戻そうとしました。すると志緒里は私たちを突き飛ばし、2階の自分の部屋に物凄い勢いで上がっていったのです。私たちも後を追いかけましたが、部屋に鍵をかけてしまい、中には入れません。


 すぐに、何かが落ちたような凄い音が外からしたので、私たちは慌てて外に出ました。志緒里が自分の部屋の窓から飛び降りていたのです。部屋の下にトタン屋根の物置があるのですが、それを突き破って落下していました。


 すぐに救急車で病院へ運ばれましたが、幸い打撲だけで、数日入院すれば退院できる状況で、志緒里は自宅に戻ってきました。しかし、人相が変わってしまい、低い声でずっと独り言を言っています。あれは志緒里ではないです。ふだんの志緒里は活動的でとても明るく、仕事もバリバリしていたんです。


 それで、その後、また繰り返したんです……」

「繰り返した、とは?」

「また、私たちの目を盗んで、2階の窓から飛び降りました。またすぐに救急搬送で病院に行きましたが、今度は重体です。これは先週の話です。

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