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やさしい人 どんな心の持ち主か
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生き方・教養
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二、やさしさを演じる人々

『やさしい人 どんな心の持ち主か』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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 なんだか不幸になっていく

 自分は自転車に乗って、子供は走っている。

 そして母親は、「頑張ってね」「明日一番とってね」「もう一周頑張りましょう」と言っている。

 そして一番にならないときは、「あれほどお母さんが頑張ったのにねー」と子供に言う。
「僕も頑張ったんだけど」と子供は感じるが、何も言えない。
「お母さんは『あなたのために』と言うけれど、なんだか変だ」と子供は感じる。


 やさしさにも、「やさしいけれど、なんだか変だ」というやさしさがたくさんある。

 そういう「やさしさ」に接していると、うまくいくはずなのに、「なんだかうまくいかない」。

 幸せになるはずなのに、「なんだか不幸になっていく」。

 要するに、「なんだか変」なのである。

 たとえば、同情。
「そうだよね、ひどい人だね」と言葉だけ。相手はしばらくすると、言ったことを忘れている。

 そういう人でも、いないと(さび)しいからつきあう。そこで、なんとなく不愉快な気持ちになる。

 そういう人は、たとえば、見える好意をする。

 ビールをおごってくれる。親切な言葉をかけてくれる。

 やさしさを売り込む人は、たいてい(だま)す人である。

 子育てで疲れている。
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