読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-1
kiji
0
1
1268447
0
仕事ができる人の勉強机の作り方 人生が変わる30歳からの自己投資
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
はじめに

『仕事ができる人の勉強机の作り方 人生が変わる30歳からの自己投資』
[著]西山昭彦 [発行]PHP研究所


読了目安時間:5分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

人生は、自己成長の歴史だ


 人生は、ある年まで親や保護者がかなりの程度サポートしてくれる。そして、途中から自己責任になる。親がどんなにサポートしようとしても、本人が動かなければ何もできない。就職面接などはその好例だ。

 人が人生で達成しようとするもの――それは成功なのか、本人の満足なのか。私は、あえて一言でいえば自己成長だと考えている。才能や運もあるが、常に成長していくこと。(あきら)めない、くじけない、止まらないことだ。


 仕事も趣味も生活も、自分を成長させる。人の成長は、仕事・趣味・生活+学び+外的刺激によって達成されると私は考えている。


 他方、人生では、自分が、家族が生きていかなければならない。職がなくては困る。ある程度の生活をするのに、収入も大事だ。自分と家族の経済と生活を守らなければならない。つまり、自己防衛である。

 防衛するには成長が欠かせない。自分が成長し、以前より質の高い仕事をして、高いアウトプットを出す。だから職が続く。


 自己成長と自己防衛という人生の二大課題を達成するために必要なものは、なんだろうか。自分専用机といったら、奇異に感じるだろうか。でも、それが私の人生で得た確信である。一言でいって、人が成長するにはどこかで考える場所と時間が必要だ。

 仕事で、週末に数時間翌週の戦略を練り、月曜から行動できる人のほうが当日考える人より有利だ。行動に移す前に、充分時間を取って検討することができれば、行動は早く的確になる。


 人生は、仕事と同じだ。うまくやれた事例から成功の法則を抽出し、より効率的に実施することで人生の成果や満足も高まる。

 では、仕事以外のことでその作業をする時、どこでやれるだろうか。会社の机ではやれない。自宅に専用机という小さな場を持つことで、初めてやれる。そこに座り、思考ができ、準備ができ、生活がうまく回り始める。「道具から入る」は、この場合正しいのだ。

机、書斎の効用


 だから、サラリーマンの、いや、キャリアアップをめざす人にとって、人生で一番大事な投資は何かと聞かれたら、私はためらわず、専用机という。そして、それを10年以内に書斎に進化させる。そうすると、その効果はもっと大きくなる。


 そこで1人になって集中する、没頭する、学ぶ、深く考える。人生戦略を練る場だ。それがなければ、日々家族や周りの人に流されていく恐れがある。

 リビングは欲望の(かたまり)だ。食べ物がある、テレビ、音楽など、エンターテイメント性が高い。家族との団欒(だんらん)や癒しがある。そこを逃れ、そこから距離を置き、自分と対峙(たいじ)する、自省する場が専用机であり、書斎だ。


 人生は、Plan(計画)、Do(実行)、See(反省)のサイクルで回っていくが、そのプランは、書斎で作られる。そして実践し、書斎で結果と向きあう中で人は成長する。1人にならない人は、自分を見つめる場がなく、その分成長の機会を失う。


 簡単な例で考えてみよう。会社で何か嫌なことがあった。それは本人の理由が半分、周りの理由が半分だとする。配偶者が非常にできた人だとする。夫(妻)は帰って来て、リビングで酒を飲みながら愚痴をこぼす。妻(夫)はいう、「あなたはちっとも悪くない。あなたの上司が悪いのよ」と。2人で意気投合して、「そうだ、そうだ」と言いあう。そして、そのサラリーマンの悩みは解消されてしまい、成長できない。


 愚痴をいわずに、食事の後自分の書斎に入る。もやもやしている。なぜ、そういうふうなできごとが起きたのかを、自分で冷静に考えてみる。慰める人はいない。自分を見つめる。そこで自分の間違い、欠点が浮かび上がってくる。ここを直さなければいけないんだという気づきがある。そこに自己成長がある。

人から学ぶにも机がいる


 自己の成長にとって重要なものは、本などの情報と人からのインプットだ。
「人は自分が出会った人の範囲で成長する」というのも私の信念だ。これまで実に多くの学びを他者から得られた。人の話を聞き、「この人の考えが自分にすごく合っている」「ここは自分とは合わないな」と考えながら、先人のいいとこ取りをすることで成長できる。人の悪いところを見つけたら、反面教師にして、成長できる。

 自分にとっていいとこ取りができる相手は、人それぞれ違う。また同じ人でも、成長のステージによって変わってくる。だから、接する事例は、多ければ多いほどよい。


 人に会う機会がない人、人との関係を作れない人、人から刺激を受ける言葉を得られない人は、成長のジャンプアップができない。

 人との交流を計画し、人脈に転換する拠点が書斎である。仕事なら職場でいいが、プライベートでは、メールで次々アポを入れる。

 そして会った後お礼のメールを出すのは書斎が一番だ。このお礼のフォローこそ、フローからストック人脈への転換点になる。直後に出す人は多いだろうが、後日「あの時聞いたことを実行したら、こんな成果がありました。ありがとうございます」といわれると、とてもうれしくなる。このちょっとした気遣いが人生を分けていく。


 人生の成功のカギ――専用机から書斎へ。今書斎を持っていない人は、ただの理想と思うかもしれない。しかし、本書を読んでいただければわかるが、初めは最小の専用机の確保でいいのだ。誰でもできる。でも、これが巨大な一歩だ。一緒に成長していこう。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:2209文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次