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(2021/11/26 追記)

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仕事ができる人の勉強机の作り方 人生が変わる30歳からの自己投資
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ビジネス
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第1章 今年、専用机を持とう

『仕事ができる人の勉強机の作り方 人生が変わる30歳からの自己投資』
[著]西山昭彦 [発行]PHP研究所


読了目安時間:31分
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多くが専用机を持っていた

専用机は書斎化する


 人は小学校や中学時代に専用机を持つことが多い。もちろん細かく見ていくと個々によって事情は違う。人によっては幼稚園で持つ人もいるし、小学校入学によって持つ人もいる。小学校高学年や中学、高校の人もいる。しかし、多くの家でどこかの時点で子どもに専用机を持たせている。

 それを私は、実証している。これまで講演時にのべ数千人の人に、「中学高校時代に専用机を持っていましたか」と聞くと、9割以上の人が持っていたという。これはまさに両親の愛情である。「人は勉強して成長できる。そのためには勉強机がいる」と親はわかっているので、子どもに与えている。

 そして、家によっては子どもがある年代になると個室が与えられる。通称、勉強部屋というけれども、それはその人の個室であり、私の定義では書斎ということができる。


 人によっては18歳から、あるいは成人してから、どこかの時点で1人暮らしをすることがある。1人暮らしなら、家のどこかが書斎化することも多い。厳密にいえば、もちろんリビングと書斎は分けるべきだが、ワンルームであっても専用机を持っていれば、それは書斎化する。誰にも他のことにも邪魔されない空間ということができる。

23年の差が生むもの


 専用机を持っていなければ、スタートラインに立っていないが、机を持ってスタートしても、結婚して、子どもができ、自分専用の机や部屋を失うことはよくある。

 独身の人や結婚していても子どもがいない人は専用机を持ち続ける確率は高いだろう。が、子どもがいれば、そうはいかない。

 そして失った場合、何もしなければ、子どもが大きくなって家を出て行った時にスペースができ、再び書斎を持つことができる。そうして55歳で書斎を持つと考えてみる。それからずっと死ぬまで書斎を持つかもしれないが、ここでは、75歳まで持つとする。

 仮に32歳で子どもに奪われるとすると、12歳から32歳までの20年間、そして55歳から75歳までの20年間、計40年間書斎を持っていることになる。

 他方では、間の32歳から55歳の、23年間も途切れることなく、40年足す23年、63年間持ち続けている人がいる。

 この23年の差が、取り返しのつかないロスを生む。

書斎に投資すべきか


 できるだけ書斎を持ち続けたいとすると、経済が先か、インフラが先かという問いになる。先の23年間を埋めるには、経済的に余裕があれば、スペースを増やして書斎を持つことができる。一方、経済的に余裕がないので我慢をして、余裕ができたら書斎インフラを作るという考え方もできる。


 私自身の考えは、まず専用机、そしてその後は書斎へというもので、できるだけ失わないように、失っても早期に復活を画策するというものである。

 必ずしも一部屋分のスペースは必要なく、人1人が座れる机とイスだけのスペースがあればいい。経済的に余裕がなくても、先にインフラに投資すべきである。

 書斎に投資したものは、自己成長を促進し、必ず何倍にもなって経済的な見返りとしても返ってくる。自己防衛のためにも待っていてはだめだ。ここへ投資をして、後に回収すればいいのである。PCなしで仕事をしても、はかどらない。PCへ投資して初めて、そのメリットを生かして何倍も効率が上がる。自己スキルも同じだ。


 自分のスペースを持った人は、仕事についても、そこで調べものができる。時間をかけて考えることができる。前週の仕事の残務整理と、翌週の準備ができる。だから、行動に早く移れ、仕事の質と量を他者に比べて高めることができる。週初めの初速がぜんぜん違う。これでは、職場だけで仕事をしていては、勝ち目がない。書斎抜きでは自己防衛できないのだ。


 前の例の55歳までは待てない。40代のミドル期にはなんとか自分の場を作りたい。32歳で失ったのなら、10年後の42歳までを目標とする。

 ミドル期は、がむしゃらに仕事や家庭のためにやってきた時期を総括し、次の自分の人生を設計する時期でもあり、とても大切だ。ここでそれをしないと、後半の人生で息切れする恐れもある。企業の中で30代は引っぱりだこだが、50代は押しつけあいになっている。新陳代謝は企業の生命力維持のために必要で、当然である。それに応じて自己チェンジが必要だ。その場が書斎だ。


 もし、仮に書斎を失うことがあったら、なるべく早く復活するように、あらゆる策を講じるべきである。人の知的進化が、1人になって考える場によってかなり左右されるとすると、失ってしまった人はその期間のロスがすごく大きい。途中、途切れた人もその分差が生まれるので、後から追いつくことが難しくなる。


 常時、書斎を持って知的進化を続けている人が、最終的に75歳時点で見た時も、進化は一番といえる。もちろん、書斎さえあれば、必ず成長できるわけではなく、使わなければ意味はない。正確には意識して3つのステップを自分のものにすれば、書斎を活用して成長できる。3つのステップとは、まずは自分で始める、次に自分の独自のやり方を確立する、3番目に他人に働きかける、である。


 書斎の価値はそこで何をするかで決まる。だが、それだけではなく、書斎を拠点に学んだこと、行ったことを他の場所でどのように生かすかによって、効用は左右される。外での結果につながることで、書斎の真のメリットを発揮することができる。

書斎を持つステップ


 書斎を持つことは難しいと思っている人が多い。そこで、今書斎を持っていない人が、書斎を持てるようになるための作戦を考えてみたい。
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