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自分がわかる心理学 心が軽くなるアドバイス
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生き方・教養
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第1章 自分の深層心理がわかる

『自分がわかる心理学 心が軽くなるアドバイス』
[著]渋谷昌三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:25分
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 自分の深層心理がわかる

 自分ではわかりにくい「自分」というものがあります。いわゆる深層心理は、他人に指摘されたり、なんらかの心理テストをしたりすることによって明らかにされる場合が多いものです。

 いらいらしたり、なんとなく憂鬱だったりするとき、その原因が思い当たらないことがあります。このようなときには、深層心理にその原因を探ってみる必要があるでしょう。

 この章のテストをして、意外な自分の素顔を見つけてみましょう。


心理テスト1
ストレスをため込んでいませんか

 
■次の項目のうち、自分の言動に当てはまるものがあれば、 □の中に印をつけてください。


歩き方が速い。
表情に油断がない。
目が生き生きしている。
いつも緊張しており、歯を食いしばったり、あごを擦り合わせたりする。
口を横にニッと開いてほほえむ。
めったに大笑いしない。
相手の目を見てしっかり話す。
椅子(いす)の先端に座る。
握りこぶしや人差し指を使ったジェスチャーをよくする。
せっかちに体を動かしたり、よく貧乏揺すりをする。
興奮すると、一気にしゃべりまくる。
ことばとことばの間に休息を置かないで話す。
愚痴(ぐち)や泣き言を言わない。
ささやくような話し方をしない。
ときどき目の周りに敵意を漂わす。
洗練された話し方をする。
力を込めて握手する。
大きい、ないしは、力強い声で話す。
精力的な印象を与える。
会話の中で、省略した言い回し(たとえば、略語や頭文字など)をよく使う。



 これらの項目は、フリードマンとローゼンマンが命名した「タイプA」の人の特徴を示しています。

 このテストは、日常生活の中でよく見られるしぐさや動作、表情など(非言語コミュニケーションと呼びます)に現われる行動特性をもとにして作成したものです。

 一〇項目以上(過半数)に印をつけた人は、タイプAである可能性が大きいと言えるでしょう。

 タイプAの人の性格特性は次のようなものです。

 1 野心が強く、がむしゃらに働く。

 2 敵愾心(てきがいしん)が強く、攻撃的な言動が多い。

 3 ゲームそのものを楽しむというより、結果や得点にこだわる。競争するのが好きである。

 4 遅い車が前を走っているとクラクションを鳴らす。また、レストランで待たされるとイライラして怒り出す。

 5 テレビを見たり、新聞を読んだりしながら、忙しく食事をとる。

 6 いつも時間に追われている。

 ところで、タイプAの人は、タイプB(タイプAと正反対の特徴をもつ人で、あせらず、のんびりした行動パターンを示す)の人に比べて、臨床統計学的に虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞(こうそく)など)になりやすく、また、冠動脈硬化(高血圧など)の進行が高度になりやすいと言われています。

 また、これらの疾患は持続的なストレスと関係があると考えられています。つまり、タイプAの人は持続的なストレスにさらされながら、ストレスをものともせずに、がむしゃらに働いているということになりそうです。

 
ハート(心臓)をいたわる
「一流企業の経営者や著名な政治家が心臓疾患で緊急入院した」とのニュースがときどき流れます。責任ある立場にいる人は、私たちの想像を超えるような強いストレスに、日夜さらされています。

 これは、アメリカでのデータですが、管理職のうちタイプAとタイプBの割合は、ほぼ二対一になるそうです。タイプAの人は、同僚との出世競争を勝ち抜いて、管理職として活躍しているというわけです。

 ところで、我が国の調査によると、虚血性心疾患の人には次のような性格特徴が見られます。

 1 几帳面でまじめ。

 2 曲がったことが嫌い。

 3 人情に厚く、他人の面倒をよく見る。

 4 仕事が趣味であり、生きがいである。遊ぶことに罪悪感をもつ。

 5 気性が激しい。

 こうしてみると、仕事中心の生活を送っていたり、自己主張が強かったりするなどの特徴はタイプAとほぼ一致します。これらの人は、いろんな場面でストレスをため込みやすい性格の持ち主だと言えそうです。

 心疾患になるような人は出世タイプかもしれませんが、たとえストレスの自覚がなくても、つねにストレスを解消する手だてを考えながら働いてほしいものです。そうでないと、いくらがんばって働いても、「元も子もない」ということになりかねません。
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