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(2021/11/26 追記)

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[図解]他人を動かすのが上手な人の「心理術」
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生き方・教養
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04 なぜ失敗するのか!?

『[図解]他人を動かすのが上手な人の「心理術」』
[著]伊東明 [発行]PHP研究所


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説得が逆効果になるとき


 誰もが「相手をある方向に導きたい、自分の思うとおりに動かしたい」と考えているが、そのやり方がうまくないために、思いどおりにいかないばかりか、逆の方向へ導いてしまっているという話の展開がある。


 部下が上司にアルバイト人員を雇ってほしいという申し出をした。それから一週間。もし要望が通るのであれば早くアルバイト人員を投入してほしいと考えている部下。そこで上司の考えを聞き出そうとした。

NGダイアログ
部下「あのう……部長。例の件なのですが……」
部長「ん? 何だ?」
部下「例の件ですよ、例の。アルバイトを一名雇って人員補強をしましょうと申し上げた件なのですが」
部長「ああ、あれか。しかしまあ、アルバイト一人雇ってどうにかなるもんでもないだろう」
部下「それについてはこの前もご説明したとおりですが、書類整理のアルバイトが一人いるだけでずいぶん助かるんです。ぼくもいまは残業続きでなんとかこなしていますが、このままでは別の仕事にも手がつけられませんし、いまの仕事にも悪影響を及ぼしかねません。せめて臨時のスタッフを一名雇ってくだされば、負担は軽減するはずなんです。それに……」
部長「ああ、わかってるよ。忙しいのは私も同じだからね。しかし、だからといって文句ばっかり言っていてもしょうがないだろう。それより、限られたスタッフで最大の成果をあげることがキミたちの仕事なんじゃないかね? いまの時代、甘えてられないよ。仕事があるだけ恵まれていると思わなくちゃ。もっと気合いで仕事をしたまえ!」
部下「……は、はあ」(アルバイトは雇ってもらえないわ、説教は食らうわ、しかも仕事に対する姿勢を“甘い”とまで言われてしまうわでさんざんな結果に)



 大学時代の女友達から半年ぶりに電話がかかってきた。楽しく近況を報告しあったあと、女性の声がちょっと沈んだトーンに。それを察した男性だったが……。

NGダイアログ
男性「いやあ、本当に久しぶりだよね。ねえ、どうかしたの?」
女性「うん。じつはちょっと話したいことがあって……。いまの彼と別れるべきか、悩んでいるの。聞いてくれる?」
男性「ああ、あの彼? 会社の先輩だっていう」
女性「そうなの。三カ月前に“結婚しよう”って言われたんだけど……」
男性「えっ!? ほんとに! それはおめでとう。よかったじゃないか。うれしい知らせだね」
女性「ううん、そうじゃないのよ。彼の本当の気持ちが、ちょっとわからないときがあるのよ」
男性「……そうなの?」
女性「この前、彼のちょっとしたウソがバレてわかったことなんだけど。ウソをつかれたことがわたしには許せなくて……」
男性「そうか。そりゃヒドイやつだなあ!(彼の浮気に決まってるな。浮気だ、浮気!)」
女性「っていうか、男の人にとって結婚って……」
男性「悩むことはないよ。いますぐ別れたほうがいいよ!」
女性「えっ? それはそうかもしれないけど、わたしが言いたいのはそういうことじゃなくて……」
男性「何言ってるんだよ。キミはだまされていたんだぞ。そんな男とは別れるべきだよ。一度でもウソをつくやつは、何度でもウソをつくもんだからな。そんな男と結婚したらどうなると思うんだ? 最悪だぞ」
女性「…………」
男性「オレを信じろよ。ほんと、すぐに別れたほうがいいよ」
女性「ちょっと……」
男性「ん? なんだよ」
女性「ちょっとあなた、それは言いすぎじゃない?」
男性「えっ、何でだよ。オレはキミのためを思って……」
女性「そうだとしても、ちょっとひどくない?」
男性「ひ、ひどいって……なんでオレが?」
女性「彼はあなたが言うような人じゃ、決してないんだから。もういいわよ。じゃあね、切るから!」
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