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表情、くせ、そぶりの心理学 しぐさで人の気持ちをつかむ技術
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生き方・教養
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1 コミュニケーションの上手な人の共通点とは?

『表情、くせ、そぶりの心理学 しぐさで人の気持ちをつかむ技術』
[著]渋谷昌三 [発行]PHP研究所


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 人と人とのコミュニケーションについて、心理学的に解説してみよう。

 アメリカの心理学者メーラビアンは「コミュニケーションにおいて知覚される態度」を、次のような公式で表している。


  知覚される態度=言葉×0・07+音声×0・38+顔×0・55


 これは、私たちは相手からの情報の半分以上を顔の表情から読み取り、四〇パーセント近くも声の調子、話す速度などで読み取っている。話の内容、言葉の重みはたった七パーセントに過ぎない、といっているのだ。

 人の感情は、言葉だけでなく、声の調子、さらに相手のしぐさや態度に表れる。これを心理学の用語で「符号(ふごう)化」という。例えば、にこにこと笑いかけることによって、「あなたに敵意を持っていませんよ」など、相手に対する好意を伝えている。また、試合前のボクシング選手のように、敵を(にら)んで威圧する。これも符号化のひとつだろう。

 逆に相手の符号を読み取ることを「解読(かいどく)」という。この人は私に笑いかけているから、自分に好意を持っているのだろうと感じ取ることが、「符号解読」である。

 この「符号化」と「符号解読」の能力は、年齢や環境によっても差が表れるのは当然だろう。生まれて間もない幼児は、他人が泣いていたり、苦痛に顔を(ゆが)めていても、それがどういう感情を意味するのか理解することはできない。

 もう少し大きくなって言葉も覚えてくるようになると、「悲しいから泣く」という意味は理解するようになるが、より複雑な「符号」を「解読」することは難しい。「この人は悲しみをこらえている」などの抑制された感情まで、その表情や態度から読み取るには、ある程度の経験が必要になる。

 人の経験値、環境が異なるように、この「符号化」「符号解読」の能力にも個人差がある。「符号解読=読み取り」はうまいが、「符号化=表現」が下手という人もいるだろう。双方の能力が高いに越したことはなく、そういう人が「つきあい上手」「コミュニケーションの巧みな人」なのに違いない。

 一般的には「符号化」「解読」ともに女性のほうが男性よりも優れていると言われる。甘え上手な反面、ちょっとした顔色や服装の変化まで見逃さない。そんな「よく気がつく」女性に惚れて結婚したはいいが、今度は逆に気がつきすぎて、うっかり浮気も隠し事もできない、と嘆いている男性もいるだろう。

 それはともかく、コミュニケーションの基本が「符号化」とその「解読」であるとすれば、いかに適切に自分の感情を「表現」し、相手のしぐさや態度に隠された符号をどう「読み取れ」ばいいのかが問題だということがわかるだろう。

ノウハウ1 「気持ちのやりとり」は、言葉より顔の表情で通じ合う
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