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(2021/11/26 追記)

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稼げる文章 すぐ書けるコツ
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第二章 本当に文章が上手い人なんて100人にひとりぐらい

『稼げる文章 すぐ書けるコツ』
[著]竹内謙礼 [発行]PHP研究所


読了目安時間:19分
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サラリーマンが直木賞作家になる必要はない


 この章では、文章を書くための「センス」について、大きな誤解を解いていきたいと思います。

 まず、文章が上手に書ける人というのは、世の中にはそんなに多くはいないことを理解してください。

 私の感覚ですが、文章を書くセンスのある人は、だいたい100人にひとりぐらいだと思います。

 その根拠になるお話を少しさせてください。

 私がまだ学生の頃の話です。

 出版社に就職したい私は、大学と並行して東京の高田馬場にある「早稲田マスコミ塾」という専門学校に通っていました。

 一応、「専門学校」とは言っていますが、実際は予備校の教室を間借りした、本当に学習塾のようなスタイルのものです。そこで日夜、マスコミに就職するための一般教養の勉強や作文の練習をしていました。

 しかし、所詮は学生の集まりです。

 100名ぐらいの学生が集まっていたのですが、一般教養テストでは優秀な点を取るものの、作文の授業となるとほとんどの人がお手上げ状態。テストの小論文は書けるけど、人を感動させたり、面白がらせたりする文章など、素人の学生がそう簡単に書けるものではありませんでした。

 でも、その中でたったひとりだけ、作文を書くのがとても上手な大学生がいました。

 どんなテーマの作文を書かせても、絶対に涙が出るような感動する作文を、いつもスラスラと書いてくるのです。明らかに素人集団にプロの作家が混じっている状況でした。

 この大学生が、私が出会った最初で最後の「文章を書くセンスがある人」です。

 ほぼ同じ年齢の学生なので、書いている文章量にそれほど大差はありません。誰かに指導されて文章が上手くなったとか、コツを知っているから文章が上手とか、そういうレベルではないはずです。

 才能だけで文章を書ける人というのは、やっぱり世の中にいるのです。

 その後、私は雑誌の編集者をやっていたこともあり、文章を書くプロと接触する機会が多くあったのですが、「この人、文章を書くセンスあるなぁ」と思った人は、だいたい100人に会って、ひとりぐらいしかいませんでした。

 これは経営コンサルタントになってからも同じような状況でした。

 作文やメールマガジンを添削していても、センスを感じる人は100人にひとりぐらい。率直なことを言わせていただければ、マスコミ関係に勤めている人の方が、特別に文才のある人が多かったということは、まったく感じることはありませんでした。
「業種に関係なく、センスだけで文章を上手に書けてしまうのは100人にひとりぐらい」

 これが私の経験則から導き出した結論でした。

 もちろん、統計的なデータを取っているわけでもなく、身の回りで起きている出来事なので、立証できる理論ではありません。

 しかし、日常的にみなさんと同じような生活を送っている以上、文章のセンスがある人と出会う確率は、そんなに大きなズレはないと思います。

 だから文章が上手に書けないからと言って、そんなに落ち込む必要はありません。

 何度も言いますが、文章を書くセンスがある人など100人にひとりぐらいしかいません。残りの99人はみんな文章を書くのがヘタクソなのです。

 ここで再確認しなくてはいけないのは、文章を書くセンスなど、ほとんどの人が持ち合わせていないということです。

 もし、今、身の回りで文章を書くのが上手な人がいたとしたら、その人は高い確率で「練習して上手になった」という人です。
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