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企画力 人間と組織を動かす力
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「三の原則」を用いて企画書を削れ

『企画力 人間と組織を動かす力』
[著]田坂広志 [発行]PHP研究所


読了目安時間:9分
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 では、企画書において、読み手の「思考の流れ」を導くことが大切であるならば、そのために、どのような工夫をすべきか。

 一つの素朴なアドバイスを申し上げましょう。

「欲張り企画書」をやめよ。


 そのアドバイスです。

 これは、言葉を換えれば、「文字と情報が溢れた企画書をやめよ」ということです。

 例えば、「欲張り企画書」という意味で、しばしば目につくのは、一枚の紙にすべての情報が書き込んである企画書です。

 私がこれまで目にしたものでは、A4サイズの企画書の中にA3サイズの紙が「二つ折り」にして折り込んであり、それを広げると、その企画書で述べようとしていることが、数多くの写真や図表、箇条書きや注釈集を用い、縮小コピーまで使って、すべて書き込んであるものがありました。

 こうした「欲張り企画書」は、それを作成した方の熱意や努力には敬意を表しますが、残念ながら、企画書としてはあまり好ましいものではありません。

 なぜなら、そうした企画書は、人間同士の会話に喩えれば、何か(しやべ)りたいことがたくさんある語り手が、聞き手に対して、話の流れも整理せず、要点も抽出せず、短時間にすべてを語り尽くそうとして、ただ早口で話し続けているようなものだからです。

 すなわち、こうした「欲張り企画書」は、「書き手中心」の企画書なのです。書き手が書きたいことをすべて企画書に盛り込み、それを読み手の都合も考えずに読まそうとしているものだからです。


 では「読み手中心」の企画書とは何か。

 それを書くためには、人間心理の原則を理解して、企画書を作成することが必要です。

 その原則を、二つ、述べておきましょう。
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