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イノベーションを起こす! 思考の壁をやぶる起業家の言葉
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ビジネス
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第1章 強い信念を持ち続ける

『イノベーションを起こす! 思考の壁をやぶる起業家の言葉』
[編著]ビジネス哲学研究会 [発行]PHP研究所


読了目安時間:28分
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目の前の仕事に専念せよ。太陽光も一点に集めなければ発火しない。

アレクサンダー・グラハム・ベル(一八四七〜一九二二)
電話を発明・ベル電話会社設立


 アレクサンダー・グラハム・ベルは、スコットランドのエディンバラに生まれた。偶然だが、発明王エジソンが生まれたのと同じ年である。

 祖父と父親はともに俳優で、演説や朗読の教師としても成功していた。母親は海軍医の娘で、補聴器を利用しなければ聞こえない難聴だったが、才能あるピアニストだった。両親がともに「音」に縁があったことは、後のベルの発明にも強い影響を与えたのだろう。

 学生時代のベルは決して優等生とはいえなかったが、一四歳で「回転ブラシ車」を発明。これが最初の発明となった。この機械は、製粉工場を経営する友人の父親に依頼されたものだった。小麦粉を効率よく作るには、小麦のサヤを取り除く必要があった。ベルは爪磨き用ブラシを応用してブラシ車を作ったのである。友人の父親はこのブラシ車をひどく気に入り、長く使い続けたという。

 一五歳のとき、ベルは学校を中退し、ロンドンの祖父の家へ引っ越した。当時、祖父は七二歳だったが演説の教師を続けており、ベルも生徒となって頭角をあらわしていった。

 一八七三年、ボストン大学で音声生理学と演説法の教授となったベルは、かねてから興味を持っていた「多重電信」の開発に着手。トーマス・ワトソンという優れた助手に恵まれたこともあり、わずか三年後に電信と電話を発明して特許を取得した。そして一八八一年には初めての電話回線がボストン(マサチューセッツ州)とプロビデンス(ロードアイランド州)間に開通し、ベルは巨額の年収を得るまでになった。

 一八七七年にはベル電話会社を設立。会社は巨大な総合企業に成長したが、一八九四年に退職し、その後は耳や口の不自由な人を助けるために尽力した。ちなみに著名な科学雑誌『サイエンス』を創刊したのもベルである。
「仕事ができる人」を観察してみると、桁外れな集中力を持っていることがよくわかる。そして、その力をできるだけ一点に注入している。自分の才能を周囲に認めてもらおうと、たくさんの仕事を抱える人がいるが、これでは仕事の仕上がりも悪くなる。力はやるべきことだけに集中すべきである。仕事を整理して、集中力の対象をしぼりたいものだ。


毎日「勝ちたい」という気持ちで出社しなければならない。切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる。

ビル・ゲイツ(一九五五〜)
MS‐DOSを開発・マイクロソフト社設立


 ビル・ゲイツは、ワシントン州シアトルで生まれた。家庭はたいへん裕福だった。

 ゲイツがはじめて書いたプログラムは、三目並べ用の単純なものだった。しかし、これを書いたのはなんと一三歳の時。このときに利用したコンピュータは、彼が通っていたレイクサイドスクールのPTAの提案によって設置されたものだった。いまでは学校にコンピュータがあるのはあたりまえだが、当時は希で、もしPTAがこのような提案をしなかったら、現在のマイクロソフトとゲイツの成功はなかったかもしれない。

 パソコンの楽しさに触れ、ゲイツはそれにのめり込んでいった。そして、高校時代にコンピュータソフトを開発するトラフォデータ社を創業し、州政府や大企業の交通量計測システムや給与計算システムを販売し始めたのである。

 ハーバード大学へ進学したゲイツは、一九七五年にアルテア8800という世界初のパソコンが発売されたことを知った。彼は友人のポール・アレンとともに、このパソコン用のプログラム言語をわずか八週間で開発。アルテア8800の開発者たちを驚かせた。

 そして、このプログラム言語の開発の成功で得た金をもとにして、マイクロソフト社を創立する。一九七七年には大学を中退し、プログラム開発事業に専念するようになった。

 一九八〇年代に入り、ゲイツはオペレーティングシステム(OS。コンピュータの基本ソフト)の開発に着手。そして、IBMのコンピュータをフロッピーディスク一枚で起動できるMS‐DOSを開発した。このOSはIBMに採用され、マイクロソフトは飛躍的に売り上げを伸ばした。次にゲイツは、誰でも簡単に利用できるOS・ウィンドウズの開発に着手。一九八五年に発表されたウィンドウズは未完成な部分も多かったが、次第に進化して、現在は世界中で最も多く使われているOSとなっている。

 ちなみに冒頭で紹介したのは、「良い仕事をして出世するためのヒントは?」と聞かれた際のゲイツの答えである。「窮鼠猫(きゆうそねこ)を噛む」という言葉があるとおり、人間は追い詰められると実力以上の力を発揮する。厳しい競争社会で勝ち残りたいなら、常に自分を追い詰めておかなければならないといえるだろう。


単に勝つだけでは十分ではない。全員を打ち負かさなければならない。

ラリー・エリソン(一九四四〜)
CIA向けデータベースを開発・オラクル設立


 ラリー・エリソンは、アメリカ・ニューヨーク州のブロンクスで生まれた。
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