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うっとうしい気分を変える本 ゆとりと元気を取り戻す心のスパイス81
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生き方・教養
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1 何でも「〜しなければ」と考える自分に疲れたら

『うっとうしい気分を変える本 ゆとりと元気を取り戻す心のスパイス81』
[著]樺旦純 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
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 休みの日になると、「せっかくの休日なんだから、どこかに出かけなくては」と自分を奮い立たせるように、無理に外出していませんか?
「人ごみは疲れるなあ」なんて心の中で文句を言いながら、わざわざ混雑した場所に行き、たいして観たくもない映画を観てクタクタになる。やっと家に帰りついて、「あ〜あ、やっぱり家が一番いいや」なんて言っている。これでは、せっかくの休日にわざわざ疲れをため込んでいるようなものです。

 日本人は、休暇の過ごし方がヘタだと言われます。心と体がリラックスした状態は、眠りと同じように意識のコントロールが届かない状態です。仕事のときには意識の集中やある程度の緊張が求められますが、休暇のときには、それは必要ありません。しかし、「どこかに出かけなくては」という意識で、無理に出かけているのだとしたら、それは本当の休暇とはいえません。
「みんなが行ってるスポットだから」「雑誌に載ってて、話題になってるお店だから」。こんな理由で行き先を決めていては、いつまでもリラックスできないでしょう。本当は行きたくないところに、わざわざ出かけなくてもいいのです。家の中でも近所の公園でも、気持ちのいい休暇を過ごすことができるのです。
「でも、家の中にいると、テレビを観ているだけで一日が終わっちゃうから何だか虚しくなって」

 なるほど、ボーッとテレビを観ているだけで、時間は過ぎていきます。でも、一日のテレビ番組表を見てみましょう。あなたが本当に観たいと思う番組は、一体いくつありますか? 虚しくなるのは、テレビを「観ている」からではなく「つけている」からです。観たい番組、興味のある番組なら、虚しくなることはないはずです。テレビをただつけっぱなしにするのはやめて、自分で選んだ番組を観るといいでしょう。もっとも、目的意識をあまりにも強く持っていては、テレビを観ても疲れることになってしまいますから気をつけて。

 出かけるにしても、わざわざみんなと同じところではなく、近くの公園に足を運んだり、ふだんは通らない道を通ってみたりするだけでもいいのです。「家の近所にこんなところがあったのか」と、思わぬ発見があることでしょう。

 きれいな花が咲いていたり、猫たちがのんびりくつろいでいたり、そんな時間のなかで、仕事の疲れは少しずつ消えていきます。

 これは、週末だけではなく、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始の休暇でも同じです。ラッシュアワーのように混雑した電車に乗り、渋滞の道路にイライラし、やっとたどりついた観光地はどちらを向いても自分と同じような観光客だらけ。それでも、「せっかく来たんだから目一杯楽しまなくちゃ」と、ガイドブックに載っている名所を駆け足で回り、写真やビデオをせっせと撮りまくる。ホテルや旅館も、お客がどっとやって来るシーズンなので、あまりサービスがよくないし、料金もいつもよりずっと割高。それでも、帰りの時間ギリギリまで、「あそこに行かなくちゃ、あれもお土産に買わなくちゃ」と時計とにらめっこしながら、歯をくいしばってがんばる。

 もちろん、こういったハードな旅行好きで、それによってリフレッシュでき、明日への意欲が湧いてくる、という人ならいいのです。

 しかし、「どうしてこんなに疲れる旅行を、わざわざしなくちゃならないんだろう」という疑問が湧くようだったら、考え直してみましょう。毎日の仕事と同じか、それ以上の息苦しさに満ちた旅行だったら、リラックスどころかストレスをため込む結果になるだけです。
「長い休みは決まった時期にしか取れないし、オリジナリティのある旅行スケジュールなんて考えつかない」という人なら、ムキになって出かけることはありません。
「家族をどこかに連れていかなくちゃ」という人もいるでしょう。それならば渋滞に巻き込まれても、「いつかは着くだろう」とのんびり構えていればいいのです。渋滞だって、後で考えるとけっこうな笑い話になるものです。人と同じことをしなくても、マイペースで過ごす時間は十分に楽しいはずです。
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