読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1271597
0
「おかあさん」を楽しむ37の方法 夢も子どもも自分らしく育てる
2
0
0
0
0
0
0
くらし
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
chapter6 最初の一歩を踏み出そう

『「おかあさん」を楽しむ37の方法 夢も子どもも自分らしく育てる』
[著]中山庸子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


32 飛び込む勇気を持ちたい

子どもをスイミングスクールに送ります
「ヤダー」と泣き叫ぶAちゃん
おかあさんは心をオニにしてこう言います
「泳げないとAちゃんが一番困るのよ」
「じゃあ、おかあさんはちゃんと泳げるの?」
「おかあさんは泳げないけど……」
「なんだ泳げないんだ」
「そんなこと、今は関係ないでしょ!」
「自分だって泳げないのにさ」
「だからあなたにはイヤな思いさせたくないから」
Aちゃんは
口をへの字にしたまま先生に手を引かれて
おかあさんは
ガラスの向こうにいるAちゃんを眺めて



 正直なところ、このAちゃんとおかあさんの会話は、私と二人の子どもたちの間でかわされた話をもとにしたものです。

 私は水泳が苦手でした。体育は全般的にダメでしたけれど、どんなに遅くても百メートルを走りきれないというわけではないし、球技なども下手でも参加はしていられます。

 しかし、水泳だけはそうはいかない。自分がとうとう克服できずに大人になってしまったせいで、かなり子どもたちにはプレッシャーをかけてしまったのは確かな事実でした。

 ある意味、熱心なおかあさんでした。いくつものお稽古事に送っていったし、「お教室」についての情報も積極的に集め、納得した気になっていました。

 しかし、最終的にプールに飛び込むのは私ではありません。おかあさんはガラスをはさんだ待合室で隣に座っているBちゃんのママとおしゃべりするだけなのでした。

 そんな私自身、子どもの頃ピアノを習っていたのにちっとも練習せず、先生におこられるのがイヤでバイエルをドブに捨ててしまった記憶があります。

 母が子どもの頃は、ピアノを習うなんてほんとうに限られた家庭の子だけでしたから、そんな自分の夢を私に託したのでしょう。結局、ピアノをやめた私はバレエもお習字もやったけれどこれらも上達せず、特に習ったことがなかった「お絵かき」の道に進んだのでした。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4273文字/本文:5059文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次