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「いま」を10倍愉しむ思考法則 ビジネス・人間関係に役立つヒント
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生き方・教養
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1 最良の生き方は「いま」を大切に生きる

『「いま」を10倍愉しむ思考法則 ビジネス・人間関係に役立つヒント』
[著]川北義則 [発行]PHP研究所


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 どんな立場の人も、ときどき「自分の生き方」を顧みることがあると思う。「よりよく生きたい」という願いは共通しているからだ。宗教も哲学も倫理学も、よりよく生きることを考えた結果、生まれてきたものである。

 だが、いまだに全人類をうなずかせるような決定的な生き方論は生まれていない。もちろん人さまざまだから、どんな生き方を選択しても、それは自由である。しかし、どんな生き方をしようと、避けられないことが一つある。

 それは、人間は「いま」にしか生きられないということだ。そのことに気がつくかどうかで、人生の風景はずいぶん違ってくる。

 人間は時間の中で生きているが、ふつう時間は三つに分けて考えられている。過去、現在、未来の三つである。生きる場が三つあるように思えるが、実は一つしかない。それは現在、すなわち「いま」、それがすべてである。

 過去にこだわっている人は、過去の記憶を現在に持ち込んでいるにすぎないし、未来に生きている人は、未来の目標や願望を、現在、想像しながら生きている。つまり、「いま」の記憶と想像によってしか過去と未来は存在しえない。

 私たちが手中にしているのは「いま」だけなのだ。このいまを充実させないで、他に充実した人生などありようがない。ところが、世の中には、いまを肯定する考え方を「敗北主義」ととらえる人がいる。

 たとえば、月給二十万円でカツカツの生活をしている人がいたとする。だが、その人本人は「僕は幸せだ」と思いながら生きていたとする。すると彼らはこういうのだ。「その程度のレベルで満足するのはおかしい」――と。

 そこには大きな誤解がある。満足しているほうは金額に満足しているのではない。金額に関係なく、暮らしていける自分とか健康な自分、家族に恵まれた自分、そういうものに感謝をしているのだ。いくらお金持ちになったとしても、それを守るために苦労をするようなら、それは愉しくない。

 いくら人気者になったとしても、人気が落ちたとき苦しむなら、はじめからならないほうがいい。百年生きれば(おん)の字の人生。毎日を愉しく送れれば、これほどの幸せはない。「いま」を大切に生きるとは、何がどうあっても現状を肯定したところから出発する。実際にこれに勝る生き方はないように思われる。
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