読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1272249
0
駆け引きと裏読みの技術 使えるビジネス心理ゼミナール
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
心理法則(5) ゆっくりしゃべるほど主張に説得力が出る

『駆け引きと裏読みの技術 使えるビジネス心理ゼミナール』
[著]渋谷昌三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

――「根回し、かき回し、あと回し」のビジネス心理 ――

 


 あなたは、落ち着いた低い声でゆっくりしゃべる人と、かん高いキンキン声で早口にしゃべる人と、どちらのほうが信頼できる人に思えるでしょうか。

 広島大学の藤原武弘氏がおこなった研究によると、スピーチ速度の遅い人は「信頼できる、落ち着きのある人物」と評価され、速い人は「激しい、素早い、活動的、積極的、強い人物」だが「説得力には欠ける」という結果になったのです。つまり、早口でしゃべる人の言うことは、どうも信用できないというのです。

 ちなみに、速い速度というのは1分間に500字程度、遅い速度というのは1分間に330字程度の速さのことです。

 おもしろいのは、アメリカではこれと反対で、スピーチ速度が速くなるほど「知的で、知識があり、客観的な人物」という評価。反対に、スピーチの速度が遅くなると「信憑性や流暢性に欠け、説得力がなく受動的な人物」とみなされるのです。

 アメリカではペラペラしゃべったほうが説得力があり、日本ではペラペラしゃべると説得力がなくなってしまうのです。

 けれども、最近では、日本でもずいぶん早口の人が増えました。特にここ数年、お笑いタレントの人気が高いですが、お笑いタレントはみな早口です。テレビを見ていても、あの速さについていけなければ、何が何だかわかりません。

 しかし、早口の説得力については、昔と変わっていないのではないでしょうか。早口イコールお笑いタレントというイメージもあり、説得力には欠けるように思えます。明石家さんまさんが、あの早口でニュースを読んでも、何かの冗談じゃないかと思うでしょう。
『ニュースステーション』の久米宏さんは早口ですが、あの人の場合、気楽に聞き流せますし、気のきいた軽いコメントがウケているのだと思います。核になるニュースをきちんと読む役割は、女性アナウンサーが務めているようです。ちゃんと役割分担されているのですね。いずれにせよ、スピードアップしている現代ですから、あまりゆっくりなのも「もっと速くしゃべれ」とみんなをイライラさせてしまうでしょう。また、いくらゆっくりといっても、「アー、ウー」式の、途中で言葉をつまらせているのは、いい印象をあたえません。

 速度はその人のキャラクターにもよりますが、1分間に350字くらいのスピードが適当。言葉につまらず、流れるように、いろいろな比喩や語彙を使いながら話す。これがいちばん、相手を感心させ、納得させることのできるしゃべりかたのようです。   
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:1049文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次