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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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もっともっと熱く生きろ
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生き方・教養
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はじめに

『もっともっと熱く生きろ』
[著]小栗成男 [発行]PHP研究所


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 この本では、「自分の壁を突き破る力」について書きたいと思う。


 それは、私自身がいま壁の前で必死にもがいているからだということもある。


 三年ほど前に本格的に声楽を始めた。オペラのアリアを中心にレッスンに励んでいるが、日々、壁にぶち当たっている。


 ビジネスはかれこれ三〇年やってきているので、自分の中にそれ相応の経験値が蓄積されている。その時々の懸案課題に対して、「こういうときには、こうすることが望ましい」と速やかに判断し、実行することができる。


 決断には先読みの力や勘などが必要なことも多いが、それもまた長年の経験に助けられているところが大きい。つまり、乗り越えていく方策、対処の方法をいろいろ熟知している分、余裕を持って対応することができるので、どうにもしがたい壁を感じることが少ないといえる。


 しかし、声楽に対するいまの私の状況は、入社三年目の若手社員の味わっている苦悩とほぼ一緒だ。「どうやったらこれを突破できるのか」「自分にはできないのではないか」という〓藤の連続──。


 そんなヒリヒリするような状況に身を置いていることもあって、壁に向き合う精神について、いま感じていること、考えていることをまとめておきたいと考えるようになった。


 この本で私がいちばん伝えたいことはこれだ。



 壁を楽しもう!



 一般的に、壁とは苦しいものだと捉えられている。


 私も、若いころはそうだった。うまくできない自分に悩み、苦しみ、不安になったり、挫折感を抱いたり、激しく落ち込んだりしたものだ。元来、そんなにメンタルが強いほうではなかった。けっこうクヨクヨしがちな性格だったため、悩みは深かった。


 だが、歳を重ねるいいところは、やたらと不安に思うようなことが減っていくことだ。いまの状況から逃げ出さずに歩を進めていきさえすれば、必ず道は開けるということをいろいろな機会を通じて学習してきたことで、壁を不安がる必要はないことをいまの私はよく知っている。


 もちろん、壁が苦しいものであることは変わらない。だが、苦しいからイヤなものか、避けたいものかというとけっしてそうではなく、むしろ壁に向かって挑戦し続けることを「楽しむ」ことができるようになった。


 そう、壁は実は楽しいものなのだ。


 人はなぜ山に登るのか。


 人はなぜ走るのか。


 人はなぜ記録に挑戦したがるのか。


 人はなぜ新しいものを発明したり、開発したりしようとするのか。


 すべて、壁を突破した先にあるものを味わいたいからだと思う。苦しみながらも壁を突き破った先には、何物にも代えがたい喜びがある。壁とは愛すべきものだ。そして楽しむべきものだ。壁を越えていく楽しさを知った人は、無限に成長し続けることができる。


 この本を読み終わったときに、壁に対する向き合い方が一八〇度変わっていることを願っている。

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