読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1272878
0
もっともっと熱く生きろ
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第2章 変われる人、変われない人の分かれ目は習慣にあり

『もっともっと熱く生きろ』
[著]小栗成男 [発行]PHP研究所


読了目安時間:20分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


習慣は性格を超える

身につけた「いい習慣」が、

今日を変え、明日を変え、

未来を変える。




 いまの私は、とてもタフに見えるらしい。若い人たちにいろいろアドバイスすると、よく「それは小栗さんだからできるんですよ、普通の人間はなかなかできません」などと言われる。だが、けっしてそうではないと思う。


 私自身、弱いところがたくさんある人間だ。コンプレックスもある、挫折経験もある。


 自分が強い性格ではないとわかっているからこそ、「どうやったら挫けずに続けられるか」「どうしたらつねに心を強く持てるか」といったことを、人一倍考えてきた。


 失敗したら、どうすればこのミスをリカバリーできるかを必死に考えた。激しく落ち込むことがあったら、どうしたらそれをうまく切り替えられるかを考えた。


 クヨクヨ、ウジウジしてしまいやすいからこそ、そうならないようにするための「心の習慣」をいろいろ身につけたのだ。


 いまの私を支えているのは、そうやって後天的に培った思考習慣の賜物といえるだろう。


 生まれ持った性格は容易に変わらなくても、ものの考え方を意識して変える習慣づけをすることで、発想法も行動も変えられる。「習慣は性格を凌駕する」というのが私の信条である。


 例えば、ビジネスでも個人的なことでも、私は叶えたいことがあるとき、いつも期限を区切って目標設定をし、夢を具体的な「計画」へと昇華させて、ひとつずつ達成することを目指して前に進む。


 このやり方で、いろいろなことを叶えることができた。若いときに読みあさった経営者の方の本で読み、以来、自分の行動習慣のひとつにした。


 できることとできないことは、ほんの一歩の違いだと思う。


 その一歩とは、才能の有無ではなく、「絶対に叶えるんだ」という想いの強さの違いではないだろうか。


 若いころに本から得て、ずっと心にとめている教訓話にこういうものがある。


 堅い樫の大木を倒そうと、木こりが斧を振るうという話だ。


 一回の斧ではびくともしない。二回、三回、四回……満身の力を込めて斧を振るっても、まるで歯が立たない。木こりは、自分のやっていることがむなしく思えてくる。


 そこでどうするか。


 あきらめてしまえば、木こりにとって樫の大木は永遠に倒せない「心の壁」になる。しかし、小さなひと振りにも必ず意味があるはずだと信じて斧を振るい続ければ、どんなに堅い大木でもいつかは倒すことができる。


 大切なのは、一度やろうと決めたことを、あきらめずに続けられるかどうか、気持ちの持ちようひとつ、想いの強さいかんなのだ。

「この手で必ずつかむんだ」「自分にはできる」と強く思う気持ちを持って、一歩踏み出す。これが肝心だ。


自分自身に負けるな!

三年打ち込め、自分を裏切るな。




 私は小学三年生のときに剣道を始めた。日本人としての正しい礼の仕方、挨拶の仕方の基本は、道場で学んだといっていいだろう。


 その後、中学・高校では水泳、大学ではゴルフに専念して剣道から離れてしまったのだが、社会人になってから再び竹刀を持つようになった。


 そのころに、不敗の剣豪として知られる宮本武蔵の『五輪書』を手に取った。成人して剣道を再開した機会に、この有名な兵法書を読んでみようと思ったのだ。



 とくに気に入った言葉がこれだった。

「千日の稽古を鍛とし、(まん)(じつ)の稽古を錬とす」


 とにかく毎日コツコツとやり続けることが鍛錬となるのだ。


 千日といえば三年弱だ。「石の上にも三年」という(ことわざ)もある。


 何かを本気で身につけようとするなら、まずは三年ひたすら打ち込めというのが、技術の習得におけるセオリーである。


 何をやるにも毎日の練習の積み重ねが大事だ。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:8300文字/本文:9814文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次