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敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント
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生き方・教養
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ラクに生きるヒント4 不快なコミュニケーションを回避する

『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』
[著]イルセ・サン [翻訳]枇谷玲子 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:16分
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敏感な人や内向的な人の多くは、言い争いが苦手です。

口論に限らず普段の会話でも、相手の感情の影響を受けすぎてしまったり、相手の言葉を真剣に受け止めてすぎてしまったり、心が苦しくなることやエネルギーを消耗してしまうことがよくあります。

こうしたことを極力回避できるコミュニケーションの仕方をご紹介します。


 


不快なコミュニケーションを回避する方法① 無駄な争いから降りる

 

争いの当事者になることを、敏感な人や内向的な人は嫌がります。真にぶつかり合うことはなかなかないため、小さな摩擦や不和を何度も繰り返し、ひどく疲弊してしまいます。


 

それでも、争いの中心に身を置いてしまうのだとしたら、それは公正さについてとても敏感な自分がいるからです。

その自分は、公正であるべきだと考え、そうでないと、とても激しい反応を示してしまいます。


 

しかし敏感な人や内向的な人が、叫んだり、ドアをバタンと閉めたりすることは、滅多にありません。はじめに起きる反応は、心の内側で起こるものです。

プロローグでご紹介したジェローム・ケーガンの研究による“高反応気質の子ども”のように、心の内の興奮を感じます。内なる興奮は、平穏を─ときには夜中の睡眠をも奪います。集中力や能力も減退します。

ですから、必要以上に多くの争いに関わらないようにしたほうがよいでしょう。


 

物事が公正に進んでいないことを素早く察知し、公正を求めて闘う人がいるのはよいことです。

ですがその一方で、闘うことをやめ、自らの権利を放棄することで、多くのエネルギーを節約できるのも確かです。

あるとき、私は期限内に間違いなく払ったはずなのに、50クローネ(約850円)の延滞金を支払わされ、頭にきてしまいました。それ以来、小額のお金やその他のささいな事柄について争うのをすっかり放棄するようになりました。


 

権力闘争の当事者は、最低でも二人必要です。でも、その争いをやめるのは、一人でもできます。

手紙を書いて、間違いを指摘したくなるかもしれませんが、面倒な闘いになるだろうと感じたら、争うのを放棄します。

たとえば次のように言えば、争いから堂々と降りられます。


 

「私はそうは思わないけど、そのことであなたと争うつもりはない」


 

「あなたの計算の仕方はいいと思わないけど、ケンカしたくないから、お金は譲る」


 

「約束と違う気がするけど、そのことについて議論するのにエネルギーを使いたくないから、それでいいわ」


 

こう口に出すことで、あらゆる形の不公平や悪行に耐えなくてすみます。

争いから降りるのは弱虫なのとは違います。それは賢明なことで、余裕のある証拠です。人生のなかに、思考や感情を費やす価値のあるものは、他にもたくさんあるのですから。


 

不快なコミュニケーションを回避する方法② 直接話さずに、メールや手紙で相手に気持ちを伝える

 

誰かに「ノー」と言わなければならないときや、距離を置く必要があるときに、面と向かって本人にそう言うよう教えられてきた人もいるでしょう。

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