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マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方
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生き方・教養
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はじめに

『マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方』
[著]モニカ・ルーッコネン [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:4分
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あなたに、“マイタイム”はありますか?


 

“マイタイム”とは、「自分のための時間」です。仕事でも家事でも、家族のためでもない時間。たとえば、趣味に没頭したり、エクササイズをしたり、読書をしたり、ゆっくりお茶を飲んだり、友人とおしゃべりしたり……。

「ない!」と思った方の多くは、仕事が忙しかったり、子育て中であったり、介護中の方が多いのではないでしょうか。仕事や育児に一生懸命な人ほど、“マイタイム”を持ちにくい傾向にあります。


 

私はフィンランド人ですが、日本で暮らした経験があり、日本の文化や日本人の人柄が大好きです。でも、日本の方たちはちょっとがんばりすぎかなと思うところがあり、本書で、どんなに忙しくても“マイタイム”を持つことの大切さとその方法をお伝えできればと思っています。


 

《“マイタイム”とは?》


 

“マイタイム”とは、シンプルにいうと、仕事や家庭の責任から離れ、自分に投資する時間のことです。少し例を挙げてみましょう。


 

・友人と一緒に過ごす

・エクササイズをする

・自然や芸術を鑑賞する

・趣味に打ち込む


 

過ごし方は、人それぞれ違ってOK。自分がいちばんリラックスできること、自分にとって意義あることをすればよいのです。

私のまわりのフィンランド人も、エクササイズ(ジョギング、ウォーキング、ヨガ、エアロビクス、バドミントン、ジム……)、趣味に興じる、外国語などを学ぶ、屋外で時間を過ごす、友人と過ごすなどさまざまです。


 

《“マイタイム”を持つことのメリット》


 

“マイタイム”を大切にすることは、私たちの生活に多くのメリットをもたらします。


 

1 充電できる

家庭や仕事から離れることによって、個人としての自分を見つめ直したり、将来を考えたりすることができます。


 

2 自己啓発ができる

新しいことを学んだり、人と会い交流したりすることによって、新たな視点を得たり、成長することができます。


 

3 健全な人間関係が保てる

家族や職場だけでなく、友人や知人と絆を深めることができます。


 

4 より健康になれる

エクササイズや散歩によって、より健康になることができます。


 

5 よき親、よきパートナー、よき社会人になれる

実はこれがいちばん大切なことなのですが、“マイタイム”はあなたに健全な精神をもたらし、その結果、家族に優しくなれたり、仕事のパフォーマンスが上がったり、社会的な関心を持てたりするのです。


 

《なぜ、フィンランド人は“マイタイム”を大切にするのか》


 

“マイタイム”を大切にする考え方はフィンランド社会でも、実は比較的新しいものです。今子育てに入った私たちの世代(1970代生まれ以降)の発想ではないでしょうか。共働きだった私の両親世代でも、“マイタイム”という考えはありませんでしたし、祖父母の世代に至っては、その概念すら頭をよぎらなかったと思います。


 

なぜ、私たちの世代は“マイタイム”に関心があるのか?

それには、2つの社会的な変化が関係しています。


 

一つは、親世代では一般的であった終身雇用がなくなり、多くの人は、複数の仕事をかけもちしていることです。自由である代わりに、同時並行で別の仕事を進めるストレスやいつ解雇されるかわからない不安などのさまざまなプレッシャーも生まれてきています。

もう一つは、昔に比べて、子どもの習い事や学校の勉強に親が関わる場面が多くなったことです。

その結果、仕事に加えて家事や子どもの世話、介護などが、個人の背中に大きくのしかかるようになったのです。


 

さまざまな責任を個人で背負うがゆえに、それらから自由になって自分のためだけに過ごす時間というものが非常に大切になってきたのです。“マイタイム”で、仕事や家庭生活のバランスを保ち、ときには自分をリフレッシュするのです

今や、“マイタイム”を持つことの重要性が広く認識され、友人同士で“マイタイム”について話題にし、意見交換するのが一般的になっています。


 

フィンランドは、日本より10年早く少子高齢化が進んでいると言われ、共働き世帯は8割を超えています。労働環境や社会事情は違いますが、きっと何か参考になることがお伝えできると確信しています。


 

実は私はシングル・マザーで、数年前から老年の父親の面倒も見ています。毎日目が回るように忙しいです。でも、“マイタイム”をとることをあきらめていませんし、さまざまな工夫をして“マイタイム”をつくり出し、生活のバランスを取っています。


 

本書では、これらの私の体験やフィンランドの暮らしから、“マイタイム”をつくるための方法や心構えをお伝えします。みなさんそれぞれの仕事や家族状況があると思いますが、もし今あなたが「“マイタイム”がない」「“マイタイム”がほしい」と思っているなら、ぜひ少しずつでも取り入れてもらえれば、嬉しいです。


 

モニカ・ルーッコネン


 


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