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話し方で 損する人 得する人
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生き方・教養
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第1章 家庭・友人編 この話し方で、モメない!信頼される!

『話し方で 損する人 得する人』
[著]五百田達成 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:35分
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たとえば、あなたが友だちと会話をしているとしましょう。


 

友だち 「先週バーベキューに行ったんだけどね」

あなた 「へえ、バーベキューかぁ! そういえば最近行ってないな。もう2年くらい行ってないかも」

友だち 「……そ、そうなんだ。でね、バーベキューに行ったらね」

あなた 「あ、でも、バーベキューってけっこう準備とか大変だよね。結局、お店で飲むほうが気楽で好きだなー。そうだ、屋上で飲めるビアガーデンがあってさ……」

友だち 「……」


 

どうでしょうか?

バーベキューに行った話を始めた友だちは、もっといろいろと「あんなトラブルがあった」「こんな楽しいこともあった」と話したかったはずです。

ところが、あなたは「バーベキュー」というキーワードに勝手に反応して、「自分は最近行ってない」「バーベキューは意外と大変」と自分の話を始めてしまいました。

友だちはイヤな思いをし、あなたへの好感度は下がりました。もう話したくないと思ったかもしれません。これは明らかに「損」な話し方です。


 

「話したがり」は嫌われます。

たとえば、会議などで「人の話を聞きながら、頭のなかでは自分が話すことを考えている人」はいませんか? 「この話が終わったら、あの意見を言ってやろう!」「あ、こんなことも思いついちゃった!」「早く、自分の番にならないかな……」などと、次に自分が話す内容を考えているのです。

当然、一見聞いているようでいて、相手の話はまったく耳に入っていません。

そして、相手の発言が途切れるやいなや、「で、思うんですけど……」とそれまでの話題を踏まえずに、自分の言いたいことを語り出してしまうのです。


 

村上春樹がすすめるモテの極意

 

このように「話したい」人がほとんどのなかで「聞く姿勢」を持てば、あなたはそれだけで頭ひとつ抜けることができます。仕事はもちろん、恋愛などプライベートでもかならず得をするはずです。


 

聞き上手になるのが難しいという人は「聞くフリ」から始めてみましょう。黙ってうなずくだけでもいいのです。

テレビでサッカーを観ているとき、奥さんから話しかけられて「黙ってて」などと言うのは最悪です。「うん、うん」とまずはあいづちだけでもしましょう。

人が話している途中に言いたいことが思い浮かんだときは、ささっとメモをしておきましょう。「あ、これが言いたい」と思ったらさえぎるのではなくメモをする。そして、相手の話をきちんと聞いたあとに発言するのです。


 

作家の村上春樹さんも「女の子に寄り添って話を聞いているだけでモテる」と言っています。話を聞いているだけで不思議と「あの人とは話があう」「話しやすい」、ひいては「あの人はおもしろい」とまで思われるのです。

ぜひ「聞く姿勢」を身につけましょう。


 

「得」ポイント


話を聞くだけで、誰からも好かれる


 



「聞き上手」に見えて損しているのが「要約してしまう人」です。


 

「義母が子どもに会いたがって週末によく家に来るんですけどね……。『迷惑です』とも言えないし、困ってしまって……」

「なるほど。要するに、よくある嫁姑問題ですね。簡単ですよ。えっとですね……」


 

人の話を聞いて「なるほど、それってこういうことですね?」とすかさず要約して返せる人は、一般的には「頭がいい」「まとめ上手」とほめられそうなもの。

ところが、プライベートでのおしゃべりでこういう話し方をすると、相手はぐったりしてしまいます。

相手は「ただ悩みを聞いてもらいたい」「他愛のない話を共有したい」、そう思って話しています。なのに「それって、こういうことでしょ?」「つまりまとめると、問題はこういうことだよね」と得意気に要約をはさんでしまう。

これをやると、「この人、ぜんぜん共感してくれていないな」「単に自分の頭のよさをアピールしたいだけなのでは?」と思われてしまいます。


 


 

「まとめる」よりも「広げる」ほうが得する理由

 


 

得するのは「要するに」などと要約はせずに、ひたすらぜんぶ聞くことです。

悩みを抱えている人の多くは、スピーディに解決策を提案してほしいと思っているわけではありません。まずは聞いてもらい、共感してほしいのです。「大変だったね」と気持ちに寄り添ってほしいわけです。

そこで、まずは意識して「そうなんだ」「そうですよね」「大変でしたね」といった共感の言葉を増やしてみましょう。「私はあなたの話を聞いていますよ」というメッセージが伝わることが、なによりも大切なのです。


 

話を「まとめる」方向に持っていくのではなく、逆に「広げる」「続ける」方向に持っていくことも「得」な話し方です。


 

「義母が子どもに会いたがって週末によく家に来るんですけどね……。『迷惑です』とも言えないし、困ってしまって……」

「困っちゃいますよね。姑さん相手だと、つい遠慮しちゃうし……」

「そうなんです、そうなんです! それで……」


 

このように、相手がさらに話しやすいように誘導してあげる。すると相手は「聞いてくれている」と安心感を抱き、あなたへの信頼はアップするでしょう。


 

PTAの集まりで時間をオーバーしながら話しまくるおかあさんたち、講演会の質問コーナーでいつまでもマイクを離さないおじさんたち。

人はみな、話を聞いてほしいのです。そのときあなたが聞き上手になることができれば、きっと「得」をするはずです。


 

「得」ポイント


話を最後まで聞いてあげると、印象アップ


 



「聞く姿勢が大切」とお伝えしましたが、一方でやたらと質問をしてしまう人は、相手を疲れさせます。


 

「実は、夫が浮気してたことがわかって……」と相手が相談を始めると、「えっ、いつから?」とすかさず質問。相手が「それがね、実はちょっと前からおかしいとは……」と答えると、「相手はどんな人なの?」と立て続けに質問。さらに、「会社の同僚らしいんだけど……」という答えに対しても「その人って何歳くらい?」……。

このように、やたらと質問をぶつけて相手の話を中断させるのは、実に「損」な話し方です。


 

「質問をするのは話を熱心に聞いている証拠」と思うかもしれません。

人が親しくなっていく過程では、適度に質問をしながらお互いを知ることは大切でしょう。ただ、それは「ちゃんと相手の話を聞いている」ことが前提です。

そうでないと、


 

「実は、サーフィンが趣味なんです」

「どこでやっているんですか?」

「近くの○○海岸が多いですね」

「どなたと一緒に?」

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